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BL小説ですご注意下さい !
こんなときの自分の運動不足が恨めしい。。。
普段なら嫌でも目に付く自動販売機、なぜだかこの池の近くには無いらしい、時計を見て時間を確かめるとその近くをカップルが歩いてくるのが目に入った。
手にはコンビニの袋を手にしていた。
「近くに有るのか?」
そう思いながら二人の横を通り過ぎようとした時だった。
別に盗み聞きをする積りでは無かったが聴こえてしまった。
「ねぇ、何でここの池の周りって花見禁止なんだろうね?」
「ああ~ここ、出るんだよ」
「何が?」
「出るっていったらお前、幽霊とか妖怪の類だよ、昔から噂が有るんだよ、だからかな、昼は結構人が居るんだけど夜は居ないのはそんな訳かもよ」
と笑いながら話す男性の手は幽霊のそれを真似ていた。
栢山は半信半疑になりながらもコンビニに走った。
店は直に見つける事が出来た、帰り道もランニング程度に走った。
桜を楽しむ余裕などなかった、その時だった、突風が吹いた。。。なんだったんだろう、花見客の方から突風に驚いたのだろう声が上がった。
先ほどのベンチに向かう、愛しい人の影がそこには有った。
息を整え、ベンチの後ろにそっと回ると手を差し出して藤野の体を抱きしめてポケットのコーヒーを頬に当てる。
驚いた様な藤野が微笑む。。。コーヒーを渡すと隣に座る、肩に頭を預けて来た藤野の重みを感じながら観れなかった桜を楽しむ。
藤野からはもう一度あの老木を見たいという言葉が告げられる。
自分もみたいと思っていたあの老木の桜、ここの桜も綺麗だがやはりあの桜に勝ものは居ないように思える、また、行けるものならば車を借りて二人でドライブを楽しみたいと思う、その時だった、不意にネクタイを引っ張られ、口付けられた。
唖然とする栢山を置いて立ち上がった藤野が先を行く、栢山は急いで立ち上がり、横に並んで桜の下を歩き始めた。
「ねぇ~朔耶さん、さっきのキスの意味は?」
「さぁ~ね、お前のお好きな様に」
「じゃぁ~俺の部屋へ行きますか?」
「それもありかな?」
君がいるから 番外編 2014年02月13日
君がいるから 番外編 2014年02月03日
君がいるから 番外編 2014年02月02日