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BL小説です。興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
倉本は藤野を愛していたがその言葉は言わなかった、藤野にとって良い親友であるべきだと自分に言い聞かせてきた、そして自分自身、親友でいいと思った。
藤野を抱いたのは屋上で藤野を見て壊れそうだと思ったから今なら奪っても良いと思ったから、栢山が藤野から離れたと勘違いして嫉妬して倉本に求めたから、倉本は藤野を抱いた、だが藤野は栢山を諦めていなかった、ベッドで達する瞬間、呼んだのは抱いている倉本ではなく、傍に居ない栢山だった。
その時悟った、藤野はなにが有っても栢山を愛しているのだと自分ではないのだと心が潰れそうだった、しかし、そえは最初から自分が選んだ道だった、だから倉本は元に戻ることを選んだ、友人という揺るぎの無い場所を選んだ。
「なぁ栢山、藤野はお前を選んだんだ、だからアイツを泣かすな、俺じゃ駄目なんだよ」
「倉本さん。。。俺。。。」
「アイツを離すな、愛してるのならアイツを離すんじゃない、俺はお前の代わりには成れないんだよ、悲しいけれど」
倉本の思いが伝わった、長い間見守って来た人間が離れて居た事を藤野を抱くことによって志ってしまったのだった。
高校時代、手放していたのは自分では無く、藤野の方だったと思い知らされたのだった。
残りのコーヒーを口にしながら悲しそうな瞳を閉じて倉本が言う
「帰れよ、アイツを独りにするんじゃねぇ、栢山、覚えとけよ、俺はアイツの事を愛してる、だからお前がふら付いたり、藤野から離れるような事が有ったら遠慮はしない」
その声は強く、栢山に宣言するようだった。
「ああ、言われなくても分ってますよ、けどね、俺は一生あの人から離れる積りは有りませんからご安心を」
倉本は最後の一言は余分だと思うがそれを聞いて笑って栢山を送り出した後、バスルームに向かう、酔えなかったアルコールを洗い流す為に。。。