BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年05月31日
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BL小説です。興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。




体が重い、今日は動けそうにもないと思う、こんな時、勤め人でなくて良かったと感じる。
目を瞑って何も考えないで眠る積りだけれど浮かぶ顔がある、今、見たいのは和希さんの顔のはずなのになぜか全の顔が浮かんで来る、なぜ。。。悲しそうで泣き出しそうな全の顔、理由が分からない。
和希さんの顔を思い出そうとするけれどなぜか全の顔に入れ替わる。
なんで全がそんな顔をするのだろう、そんな顔をして同情されようなんて僕は信じない、そうやって僕を騙して陥れる全の手段なんだ。
和希さんの顔が見たい、あの人は何をしているだろうか?声が聞きたい。
でも駄目だ、甘えちゃいけない、僕が蒔いた種なのだから、僕が摘まなければならないし、迷惑は掛けられない。
その時だった、誰かが近づいてくる気配がした。
全、だろう、彼しかいないのだから、何をしに来たのだろう、用は済んだはずなのだからまだ抱き足りないのかななんて考えてしまう。

「顕一、起きてる?」

優しい声で布団の上から触れられる感触が伝わる、嫌悪感は無い、でもなぜこんなに優しいのか分からない。
征服したから優しくして甘やかすのだろうか、そうだ、飴と鞭で僕は手なずける。
調教される野生の動物と同じなんだろう。

「起きられない?だったら良いよ、ゆっくり眠って、仕事は当分ないのだろう?」

優しくしないで欲しい、離れられなくなる、嫌いになれないよ、全、止めてよ、お願いだから僕には構わないでお願いします。
そううやってお願いしたら聞き入れてくれるのだろうか、全は僕を服従させたいと思っているのだろう。



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最終更新日  2009年05月31日 03時56分33秒
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