BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年06月14日
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BL 小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい
幽光

涙が止まらなかった、全は僕を椅子に座らせると自分も僕の向かいに座ってタバコを取り出して火をつけてた、僕にも進めてくれたけれどとてもそんな気分に成れ無かった。

「大丈夫?」
「あっ。。。ありがとう」
「もう少し喜んだらどうなんだ」

春日先生の話によると和樹さんは提携書類の一部に不備があったそうで予定していた便には載れ無かったのが幸いしたらしいのだけれど手放しでは喜べない、だって100にんほどの乗客の命が亡くなってその家族や恋人が悲しい思いをしてる、そしてもしかしたら僕はその中のひとりになっていたのかも知れないのだと思う。
でも、和樹さんが生きていてくれていたのはとても嬉しいことだ。

その時だった、全がいきなりキスをして来た。

「ぜ。。。全。。。何をするんだよ」
「何ってキスだよ、あの人が無事だって分かったんだから良いことしようよ」

そんな気分じゃないと思った瞬間もう一度抱きしめられて立たされた、そしてお尻を撫でて来た全はもう一度キスを繰り返す、そんなことをされたら僕は感じてしまう、流されたくない。

「全、今日は嫌だお願い止めて」

その願いが届いたのか全はキスと手の動きを止めて僕から離れて背中を向けた。
そして玄関に向かって歩き出すととそのままで手を振った。

「顕一、また来るよ、あの人が助かってよかったな」

なんて言葉を残して立ち去ったけれどなんだか最後の別れのようで僕は心が痛かった。
まさかと思うけれど別れのキスだっのかな。。。



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最終更新日  2009年06月15日 00時06分57秒
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