BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年07月30日
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カテゴリ: 二次創作
こちらの文章は二次創作という特殊な世界を扱っています。
BLという言葉に興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
そして今回はパラレルワールドを扱っていますので普段の「鋼」とはかなり異質物となりますのでその点ご了承下さりお読み頂けたら幸いと存じます。
それでは上記の文章をご理解頂けた方はこの先お進み下さい。
ちなみにここに登場する人物の年齢設定は「エド」「アル」以外は適当に作っています。(^^ゞ

「鋼の錬金術師 パラレル:星に願いを中篇」

竹の設置はロイの手伝いが有ったこともあり、予定よりも早く終える事が出来た。
「これで終わりか?」
「ああ、ありがとな」
「飾りはしないのか?」
「ああ、短冊は好きな事を書いて吊るせる様に食堂に置いて有るから書きたい奴は書けばいい、飾りは女子寮の連中作るって張り切っていた、どうして女ってああいうのが好きなんだろうな」
「女性は記念日や祝い事の好きな人種だからな、脳の作りが男とは違うのだよ」
そういいながらも自身が言う女という人種とは少し違う女性の顔が浮かんで来た。
少し、苦笑をする。
それを見ながらエドは思う、この男はこんな顔もするのかとまじまじと見詰めてしまった、そしてこの男にこの様な顔をさせるのは誰なのかと思う自分にハッとし、少し動揺したのを打ち消す様に手伝いをしてくれた礼の代わりに寮に招き、お茶でも入れようと提案をした。
「それは有り難い」
「で、何であんたはこの暑いのにそんな格好してるんだ」
指摘されたのは自分の隙の無い着こなしだった。
ロイは空を眩しそうに仰ぎ見るとブレザーのボタンを外し、ネクタイを緩めるとシャツのボタンを第二ボタンまで緩める、白い鎖骨のラインが現れた。
「なぁ~~んだ我慢してたのか?」
笑うエドを横目で睨みながら自分の靴を見る、履いているのは上履き、意識していなっかた訳ではないがまさかこれほど汚れるとは思ってもいなかった、これで寮に入るのは多少、心苦しい気もする、竹を引きずり歩く彼の姿を見て思わず飛び出していた。
「私も変わったな。。。」
彼はひとりごちたその時だった、先に玄関の方に向かったエドが呼ぶ。
顔を上げると日に輝く金色の髪が煌いた。
眩しい色だと思った。
付き合いが始めてから何度も見た笑顔、そして生徒会室でなんども重ねた逢瀬を思い出して少し戸惑ったが招かれるままにエントランスへと向かう。
彼は何も意識していないかの様に平然と振舞った、自分が意識し過ぎなのかと思えるほど普通だった。
「会長、スリッパ履きなよ」
そういって渡されたスリッパを履くとエドが自分の部屋へと案内する、寮の中は静かで人も疎らだった。
「静かだな」
「ああ、今日は土曜だからな、部活遣ってる連中いるし、テストが近いから図書館で勉強してるんだ」
「君は良いのか?部活や勉強は。。。」
「勉強はここですればいいし、部活は今日は休みだ、準備が優先」
などと言いながら部屋に案内するというエドに付いていくと懐かしい部屋に案内された、そこはロイがこの学園に入学したときから高等部に上がるまで使った部屋だった。
こんな偶然もあるものかと思う、そしてどこかに自分が使った思い出にとサインを残したはずだと思い出したのだった。
「そこ座ってくれよ」
と指されたのは昔自分も使っていた椅子だ、そして勿論、備え付けのデスクも自分が使っていた物だと確信した。
「どうしたんだ」
「いや、なんでもない」
「そう、だったら少し待っていてくれよ、なんか冷たい物もってくるからよ」
出て行くエドを見送るとベッドの脇の壁に自分のサインを探したが何も無かった、そこはすでに新しい壁紙に張り替えられ、ロイの形跡は机の落書きだけに成っていた。
エドは気付いているだろうか?とふと思うが今の筆跡とは多少違う風に見えるからもしかする気付いていないかも知れない。
「お待たせ」
「エド」
「なんだ、あっそうだ」
といって持ったトレーをデスクの向かいに有るテーブルに置くとデスクを指さすという。
「これアンタだろ落書き、子供の字だけどアンタの字に似てる」
驚いた事にエドは気付いていたのだった。
思わず、エドの手を取って引っ張るとエドがバランスを崩してロイの膝の上に落ちてきた、それを受け止めると強く抱き絞めた。
「ば。。。ばかか、こんなところで」
「何もしない、少しの間、こうさせて欲しい」
「暑いじゃ無いか」
「暴れるな」
首筋にキスを落として体温を確かめる、先ほどよりも温度が上がっているようだった。
「ちょ。。。ちょっとまてよ、汗かいて汚い。。。それに。。。」
「ああ。。。分かってる。。。ここではしない、その代わり約束しないか、七夕の夜にデートしないか?」
「でも、行事が。。。」
「ああ、分かってるそれが終わったら抜け出せるだろ」
もう一度、首筋に唇を落とすとエドを離すと飲み物に手をつけた。
ゴクリと飲み込む喉の動きがセクシーでエドは目を離すことが出来なかった。
「どうした、今ので欲情したのか」
「ふんっそんなのしてない」
「だったら良いね、私は仕事が溜まってるんだ帰らせてもらう、待ち合わせは高等部の門の前だ」
「ああ」
そのままロイは立ち去った、エドは体に燻る物を抱えたまま飲み物を流し込むが熱は治まることは無くエドの体を苛んだ。
「ばかやろ~~」
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最終更新日  2009年07月30日 01時18分27秒
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