BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年08月01日
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BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
18禁にさせて頂きます





僕のではない、和樹さんのだ、襖を開けて隣の部屋に向かうと充電器に置かれた携帯が鳴っているけれど出てはいけないよね、携帯はプライベートの塊だと思うから僕はこれを取り上げて開ける事を躊躇する。

「顕一なにやってるの携帯取って」

そう言って腰にバスタオルを巻いただけの和樹さんが電気をつける、明かりの中に浮かぶ彼の体は無駄な肉がなくて綺麗だ、僕が付けた痕に目が行く。

「どうした、早く」

頭を拭きながらその姿態を曝け出し、こちらに近寄ってくる、僕は慌てて携帯を手にすると彼に差し出した、それを手にして開けると話を始める、相当長い間鳴って居た事を考えるとかなり重要な内容なのだろうと容易に想像できた。
聴いてはいけないと思ったからら席を外す、僕も体を流そうと内風呂に向かう。
滾々と湧き出す湯の音がなんだか心和む、体を流して湯に浸かるこの湯は体に馴染んでる気がする、けれど今度は寝てはいけない、同じことを繰り返しちゃいけないと思うから浸かるのはほんのひと時、体が温まったのを確かめて湯船から上がる、そろそろ電話終わったかな。
浴衣に着替えて窓辺の椅子に座りながらコーヒーを飲む和樹さんの姿があった。

「お帰り、お風呂?」
「はい、体が冷えたので」
「そう、君も飲む?」
「あ、はい、頂きます、仕事の電話?」
「ああ、私の署名が要るそうなんだとさ、明日は支社に向かわなくちゃならない、済まないね、明日は朝から出かけることになる、君を置いていくのは心残りだよ」

僕は構わない、和樹さんが仕事に励める様にしてあげなければと思う、こんな時僕はどんな答えをすれば彼を安心させることが出来るだろう。

「顕一」
「はい」

何だろうなんだかとても楽しそうな和樹さん、仕事が出来るのがそんなに嬉しいのかな、きっと彼は根っからの仕事人間なのかもしれないな。

「ここへ来て」

自分の膝の上をぽんぽんと叩く。

「ここに座って、明日まではまだ時間が有るからね、しないって言ったけれど明日の分のしなくちゃね」

ニコニコ顔の和樹さんは楽しそうに言うと手招きをするから僕はそれに導かれるように膝の上に背中を向けて座る。
帯がスルリと抜かれると着たばかりの浴衣がパサリと落ちた、唇が項に触れる、それはさっきまでのコーヒーの温もりを残してるから暖かい、彼の息が耳に触れる、それだけで体の奥から熱が沸き起こる。
呼吸が速くなる、僕を手で支えたまま背骨のラインを唇で辿る、肩甲骨の骨に歯を立てる、少し痛くて背中をそらすと今度は舌でそこを舐める、くすぐったいのと痛いのが混ざり合う。

「はぁあああ、はぁ。。。」

息が上がる、わき腹にも舌が這う、腰をくねらせてその快感を受け流そうとした時、僕の中心に手が触れる。

「あっ。。。はぁ。。。」
「声を上げてもっといい声で鳴いて」

耳に囁かれて歯を立てる、中心をゆっくり抜かれていっそう沸き起こる快感が体全体を駆け巡る。

「ふっ、はぁああ、ふっ。。。」
「声を出してっていったよね、良いんだよここには私達しか居ない離れだから声は誰にも聞こえはしない」

けれど置時計が目に入った、もうじき仲居さんが夕食を運んで来る時刻、こんなところでこんなことしてる姿を見られたくないと思った。

「そうか、もしかしたら仲居さんの事が気に掛かる?今更だよ、経験豊富な彼女達があの寝室をみてなんとも思わないと思った?」

体がゾクリとした、そうだ思い出した、一度この部屋は掃除をされてるんだということ眠りに落ちる前には整えられたリネンで眠ったんだ。

「まぁ、君のこの姿を他人の目に晒すなんてしたくはないからね、そのときは隠してあげるから心配しないで」



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最終更新日  2009年08月02日 01時03分13秒
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