BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年08月04日
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BL創作小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
18禁です。

客旅(かくりょ)16
浴衣を着るのは面倒で裸で過ごす、窓の外はさっきから深々と雪が降り出した、少しブルリと体が震えるけれど寒いからではない、雪を見た反射だろう。
一人の部屋は広くて寂しい、あるはずの温もりは暖房の味気ない暖かさと変わった、膝を抱えて自分自身の体温でそれを再現するけれど鼓動が足りないから諦める。
人肌が欲しい、僕じゃないここにいない人の逞しい腕と体で温めて欲しい。

自分のやりたいことは総て終わらせた、やるべき事も終わった、後は彼の帰りを待つだけなのだがやはり寂しさだけは拭い切れなくて彼が残した痕に触れながら彼の服を身に纏うとそこにはほんのりと残り香が有った。
彼の好きな香水と彼の嫌ではない体臭、僕には大き過ぎてこの身には余るそのシャツを鼻に持って行くと息を吸う、なんと言う陶酔境(とうすいきょう)、僕はその香りに浸りながら自分の指で乳首を無意識に転がすと甘い疼きが湧き起こる。
もっとこんな感覚が欲しくて今度は両方の乳首をクリクリと転がすとさっきとは比べようのない快感に見舞われる、ここまで来るともう止まらない、服を汚さないように脱いで皺にならないように傍に置いて背中を家具に預けると指は自然に乳首とその周辺を擽り始めてそしてもう一方の手は和樹さんの手管を真似て体を撫でる。

「あ、あ、ふっ、あ、あ、あ、ふっ。。。」

徐々に声があがり始めるけれどもう、止めることなんて出来やしない、体は燃えるように熱くて手は和樹さんのそれとは全く違うけれど快感を誘導するには十分だった。
股間に手を伸ばすと毛の無いそこをリアルに感じる、指で輪を作り、微妙なタッチで抜いたり、鈴口に爪を立てたり普段、セ○クスの最中にされていることを繰り返す、自分でしているのではなくて和樹さんにされているんだって思い込むことで気気持ち善さは増す。

「は、あ、ああっ、ああっ。。。」

溢れ出した先走りが潤滑油の代わりをする、くちゅくちゅという音を立てて開放の瞬間がくるのを待ち望んではしたなく脈を打ち続ける。

「はぁぁ。。。ああん、ううああ」

僕は前だけでは足りなくて前を弄りながら四つん這いになる、後孔を同時に攻めると思わず腰が揺れたけれどもうそんなことはどうでも良かった、だから体内(なか)に指を潜り込ませる。

「はぁああ、ああ、ふっ」

指では足りない、体内(なか)に大きくて硬い肉塊を埋め込んで犯して欲しい、指を増やして掻き回す、前と後を自分で嬲ると体内の指を締め付けるものだから余計に気持ち善さが体を支配する。
もう、頭の中は訳が分からなくて夢中で快感を追うだけに成っていた。

「イク、イク、はぁ。。。ああ。。。」

揺れる腰が厭らしくクネリ、限界の前が悲鳴を上げる。

「う、あああ、ああん、あああ」

白濁を放った快感は後の指をより強く絞め付けて後でもイク事が出来た喜びと自分でしまった罪悪感と虚しさの中で揺れる。
ティッシュで自分自身を綺麗に始末すると汚した床を綺麗に拭う、なんだか惨めだと思う、障子を閉めて外と内を遮断する、外の景色は今の僕には綺麗過ぎる。
体を流す為に風呂場に向かう、もう外はどれだけ雪が積もっただろうか、和樹さんはこの旅館に戻れるだろうか、ボディーソープを泡立て洗う、さっきまでの自分を洗い流すつもりで自分はどこまで厭らしくなるのかな、和樹さんにされるならどこまでも付き合おうと心に決めた、そして泡を流すと風呂を後にする。
静かで長い時間が始まる。


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最終更新日  2009年08月04日 03時42分30秒
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