BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年09月09日
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BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。




「不便だが。。。出来ないよ、お前と居たら抱きたくなるしその方がフェアじゃないって分かってる?」
「ごめん。。。」

僕はどこまで浅いんだ、困っているなら手を差し伸べれば良いと思っただけなのに全を困らせる事になるなんて考えもしなかった。

「顕一、ありがとう、俺自身の問題だから俺が解決するしかないんだ」
「そう。。。分かったよ、でもね自分でどうにもな無くなったら相談してよ、それは悪くないでしょ?」
「ああそうだな、瀬戸さんが来るよ、じゃぁ俺は此処で退散するよ」
「全。。。」

笑顔で立ち去って行ったその後に肩を叩かれた。
振り向くと疲れた顔の和樹さんが笑ってる。

「ここにいたの?」
「ええ、居場所が無くて。。。和樹さんは疲れてるね」
「まぁね、仕方ない、私が動くって事はこういうことだよ」

知らなかった、和樹さんの立場は相当ハードのものなんだとその上、僕の事まで考えていてくれる事に胸が苦しくなった。

「顕一、少しだけ。。。」

返事を待たないで僕を抱きしめて来る、扉の前の僕達の周りにはもう人影は無かった。
中ではパーティーが始まったみたいだ拍手の音が聞こえる。

「はい、貴方がそうしたのなら。。。」
「君は。。。」

肩の上に重さを感じる、なんだ暖かいと思った。
癒してあげるなんて大袈裟かも知れないけれど和樹さんがしたいと思うならそれでいいと思った、そして癒すじゃなくて僕の方が癒されるのだと思った。

「このまま上に行って君を抱きたいよ」
「貴方が望むように。。。」
「駄目だよ、楽しみは取って置かなくちゃね、君は優しいな。。。」

キスをされた。。。心臓がどきどきしてる。
僕は優しいのでは無い、偽善者だと思う。
だってそうだ和樹さんにこんなにも愛されていながら全の事を思ってるのだから罪作りな偽善者だ。

「ありがとう」
「良いの?」
「ああ、元気に成った、さあ行こうか?」
「ええ。。。」
「君こそ平気?」
「ええ、全に言われました婚約は解消したって。。。」
「そう、ライバルが戻って来る分けだ、で、君はなんて答えたの?」
「答えは出してないんです、待つって言われたから。。。」
「そう、私の方がリードなのかな?」

笑いながら和樹さんは僕の手を引いて中に入ると中では佐伯先生の受賞の挨拶が始まっていた。
先生はなんていうのだろう?
舞台の袖では全が立ってるのが見て取れた。
佐伯先生がライトに照らされて輝いていた。
先生は受賞のお礼を述べると続いて重要なお知らせが有ると言った、そして紹介されたのは作品が映画になるってことだった。
そして衝撃的事実が有った。
先生の作品の映画化で主演をするのが佐伯絢斗だと言うのが驚いた。
親のコネなのだろうか?

「彼は凄いね、オーディションは名前を隠して受けたそうだよ」

和樹さんが言った、絢斗は佐伯先生のコネも元義理の親の和樹さんの力も借りないで実力で通ったらしい、普段は芸名で活動してるらしい、なんていったかな?
絢斗がステージに立つやっぱでかいって思う、それになんて華のある子なんだと今思った。

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最終更新日  2009年09月09日 14時08分10秒
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