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BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はごんえ慮下さい。
同情や哀れみだけではない、朔耶がこのような行動を取るのに気付きもせず家を省みない両親への怒りでも有った。
そんな思いをするのは自分だけで十分だと思った。
「先生、震えてるの?」
その言葉にハッとしどのように答えていいのか解らなかった。
「違うよ、もう要とは呼んでくれないの?」
『要』と呼ばれなかったかとにがっかりしたがそこら辺が朔耶のケジメなのかと思った。
そう、夜と昼の顔の使い分けを無意識に朔耶はしていたのだ。
「良いのだよ、呼んでよ要って」
甘い言葉と口付けを朔耶に送り体を離すと笑顔で言った。
「食事取るだろベッドで食べる?」
「病気でもないのにいいの?」
西本はクスリと笑いながら朔耶にもう一度、唇を落とす
それを素直に受けて笑顔を返す姿が意地らしく思えた。
「でも、要さん俺顔を洗わなくちゃ」
「そうか。。。だったら僕が洗面所に連れて行ってあげるよ」
抱き締めていた手を離すと布団を剥ぎ取って浴衣の朔耶に体の下に手を入れて抱き上げた。
朔耶は西本の首に手を回して頭を預け猫のようにこすりつけた。
「ねぁ、帰らなくちゃだめ?」
「そうだね、元々一泊の予定だから10時には出ないとね」
その言葉を聞いて肩からを退けるとガッカリしたような表情を向けた。
「朔耶は帰りたくないの?」
「だって帰っても誰も居ないし倉本とも喧嘩しちゃったから。。。」
こえが徐々に小さくなった。
パウダールームに入って洗面台の前に立たち去ろうとしたのを止められた。
「行かないで俺を運んでくれるのでしょ?」
「ああ、そうだよ行かないから顔を洗って」