BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年10月18日
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BL小説でです、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
血とかナイフとか出てくるのでR-18でお願いします。

庶幾(しょき):[1] こいねがうこと。切に願い望むこと。[2] 目標に非常に近づくこと。

「全。。。」

倒れると言うよりスローモーション崩れ落ちていく脇腹にはナイフが刺さっていた。
それを見詰めることしか出来なかった。

声も出なかった。

犯人は絢斗だった。

「は、俺はアンタを狙ったのに何でコイツが。。。なぜ、盾に成る。。。嘘。。。なぜ。。。」

絢斗の言葉は人が誰かを守るなんて考えられないって口振りだった、この子は人の事が信じられない哀れな子供なのだと思った。

ナイフを抜かなかったから返り血は浴びてない風の絢斗は踵を返して一目散に逃げ出した。
止めようとは思わなかった。

それよりも全の事の方が心配だった。

僕は以外に冷静だった。
携帯を取り出して以前、教えてもらった携帯番号、春日先生が直ぐに出てくれることを祈った。

数度、コール音が鳴って先生が出てくれた。
状況を話すと直ぐに来てくれるって言ってくれた。

一応、ナイフはそのまま、騒ぎが起きると厄介だから全を部屋へ入れて床に寝かせて置くようにと言われた。

「全。。。全。。。」
「顕一、大丈夫か?。。。俺は平気だ。。。顔を。。。見せて。。。」

手が伸びて来て頬を撫でられた。
なんだかドラマも一場面のようだと客観的に見てる自分が居る。

「ダメだよ動いたら。。。部屋に入れるから。。。少し我慢して。。。」

ドアを開けて全の脇を持って引っ張った。
痛いだろうけど少し我慢してもらう。

「ごめん、僕の所為だ。。。」
「泣く。。。ん。。。じゃない。。。絢斗。。。は?」

声が徐々に掠れてく、白いシャツがナイフを中心に円に赤く染まってくのを目の当たりにしじわじわと命が失われて逝くように思えた。
こんな時、不思議と泣けはしない。
手を取って口付ける。

「彼は逃げたよ」
「はぁ。。。そうだな。。。探させないと。。。」

全は自分のことより絢斗の事を気にしてる。
確かに心配だ。

役者なんて仕事をしているのだから今のことが分かったら騒ぎになるだろうし、本人が罪の意
識に苛まれて。。。ってことも無いとも限らない。

警察に知らせるのは不味いからどうすればいいのだろうか、春日先生に連絡すれば自然と和樹さんの耳に入るのは必然だとすれば和樹さんに頼るしか僕には力がない。

絢斗の芸能事務所にも手を回した方が良いのだろうか?

チャイムが鳴った。
ハッとした。

ドアを開けると春日先生が苦虫を噛み締めたような顔で立っていた。

「言った通りにしただろうね」
「はい」

怪訝そうな先生の声、玄関に入ると処置に掛かる。

「私を巻き込まないで欲しいって言ったはずだけど、眼鏡、外して」
「え、はい。。。」
「和樹に連絡をした、早々に誰か遣してくれるだろうから病院に運ぶ、絢斗には困ったもんだ。。。」

ため息を付いて役立たずの僕を見詰めた。

「何でこんな事になったなんて聞かないが佐伯さんに連絡した?」
「いえ、まだ」
「だったら早急にした方が良い」

僕は携帯で佐伯先生に連絡を付けた、既に和樹さんから連絡が入ったそうだった。
佐伯先生は動揺していた。
まさかの事態にどうしていいのか分からないと言った状況だったが和樹さん駆けつけたらしい。
驚きはしなかった。
二人は憎しみ有って別れた訳ではなかったからそういった助けは有っていい事だ。


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最終更新日  2009年10月18日 12時52分14秒
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Re:焦れる僕を満たして欲しい 庶幾(しょき)  
通りすがり さん
打ち間違いなのか意味がわからない所が…。
読み直してから載せましょう(^-^; (2009年10月18日 04時25分27秒)

Re[1]:焦れる僕を満たして欲しい 庶幾(しょき)(10/18)  
佐玖螺  さん
通りすがり様
ありがとう御座います
お返事が送れて大変申し訳借りませリません。
ご指摘の通りでですね。
このように指摘して頂くのは本当にありがたい事です。ありがとう御座いました。
(2009年10月21日 01時23分51秒)

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