BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年10月25日
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カテゴリ: 道に落ちていた男
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
それを鴻山が拾ってしまった訳だがこのような展開になるとは思って居なかった。
残業を終え、アパートに帰り風呂に使ってゆっくりする、それを思い描いて一日の仕事を終わらせるはずだったが野瀬に抱かれ、この男に犯されそうになり、今はこのアパートに辿り着くまでの経緯を聞いてる。
今度は何をされるのだろうかと暗く思い気分になっていた。
そんな鴻山とは対照的なのが椎名だった。
鴻山の隣に座ってなんだか昔からの友人のように話を続けるこの男が疫病神のように思え、恨めしいとさえ思った。

「ねぇ、聞いてる宗次、だから俺を置いてよ」
「ばか言うんじゃない、お前みたいな男娼を置いてなにか巻き込まれたらお前責任取れないだろ?」
「いいじゃん、迷惑は掛けないから。。。お願い。。。」


先ほどまでの高圧的な態度が嘘の様だった。

「明日には出て行け」
「だから言ったじゃない、家が居ないって。。。頼むよ。。。なんでもする。。。」

鴻山の隙を突き押し倒す。

「そんな言葉は信じない」
「俺、料理も洗濯も出来るし掃除もする、アンタが望むならSEXだってするよ」
「そんことは俺も出来るしSEXなんて望んでない、俺を放って置いてくれ、頼む。。。お前を拾うまでは。。。」

言いかけて止めた、普通に暮らしていた。
野瀬の件が有ったがそれを覗けば穏やかな生活だった。
それを知られたくなくて親しい友人を作る事は会社に入ってからしなかった。
寂しいとは思ったが何時の間にか慣れてしまった。


「ねぇ、宗次しようよ、アンタSEXが良いって思ったことないんだろ?俺が教えてやるよ、気持ちよくなれるよ」
「だから必要ないってさっきから何度も言っている、今日は遅いから泊めてやるが明日は出て行け、いいな」

言葉は返って来なかった。
鴻山はシーツを被り壁に向かって横になった。
椎名がこれ以上、自分のテリトリーに侵入してこない事を願った。

彼が居ないことを願った。

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最終更新日  2009年10月25日 02時30分58秒
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