BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年11月23日
XML
カテゴリ: 道に落ちていた男
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。R-18

穏やかで甘いひと時は夢かと思えるほどあっけなく終わり、土曜日の朝を迎えた。
心地良く目覚めたはずだった。
だがカレンダーは無常にもその気分を憂鬱へと変えた。
部屋の中には椎名の姿は見当たらなかった。
もう一度、あの顔を出かける前に見たいと思ったがベッド脇の小さなテーブルには鍵が置かれていて戻らない事を知らせていた。
きっと気を使ったのだろうと思うが切ない気分に成った。
のろのろと起きると押入れから野瀬に与えられたものを引っ張り出した。
中を見るのは二度目、ため息を付き風呂場に向かうと体を丹念に洗う。

昨日、食べたく無かったのはこの所為だったが椎名の好意に甘えた。
綺麗に成った後ろにローションを垂らし指で慣らす、椎名に教えられた快感がせり上がり、中心が頭を持ち上げ濡れる。
自慰をしたいがそれは許されない。
燻る体を抑えながら今度は後孔にローターを埋め込んだ。
悪趣味だと思いながらその感覚に声を抑え、コントローラーを太腿に医療用テープで固定しながら体が熱を持つのを自分で抱き締めた。
哀れな自分の姿、半立ちに成った中心、太腿のコントローラーから伸びるコードは後ろに繋がっている。
乳首には錘つきのクリップ、最後に黒のぴっちりした下着、それらのものが身体を苛み、それ以上の準備が苦しくなるがローターを動かさなくて済んだの幸いした。
先走りで濡れる下着が気持ち悪いがスラックスを履き、乳首の錘が解らないような大き目のトレーナーを着た。
立ち上がった乳首が擦れるのと揺れる錘で一層、身体が敏感になる。
指定に従い車を呼ぶ、耐えられない感覚に頭がボッとするが運転手の声に潤んだ瞳で答えた。

「お客さん大丈夫ですか?」


優しい声に震える声を何とか押さえ、頷きながら行き先を告げる。
普通とは明らかに違う様子に言葉を掛けられなったのは助かった。
ドアに身体を預け、窓の冷たさに熱を冷ますがそれでは足りない、触れたい股間に手を伸ばすが手を握り耐えた。
動く車の中、何とか耐え、家に着いた。
釣りは要らないと言い、車を降りた。

カチャリと音がして野瀬が会社と変らぬ仮面で顔を覗かせた。

「時間通りだ、さあ上がりなさい」

言うことを聞かない、熱を持った身体を引きずりながら玄関に入る、息は荒く瞳が潤む、誰でもいい、何とかして欲しいという思いが先に立っている。
野瀬はあくまでも上司の家を訪ねた部下として扱う。
お茶を進め、菓子出した。
焦らすだけ焦らして弄ぶのだと鴻山はこの時感じた。

にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村
ありがとうございます、励みに成ります!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年11月23日 15時58分30秒
コメントを書く
[道に落ちていた男] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: