BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年12月22日
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カテゴリ: 君がいるから
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。R-18

倉本と栢山は同じ車内でお互い、独りの人物を思い描く、しかし、その姿は別のもので有った。
そして目を合わせず、どちらかとなく口を開いた。

「なぁ、俺たちはメイコンビニなれるかな?勿論、字は迷うの方だけどな」
「ふん、大喜利とは余裕だな」

流れる風景を見ながら冗談でも言わなければ落ち着かない栢山、それは倉本も同じで何時もなら受け流す言葉を受け止めた。

「なぁ、栢山」
「あぁ」

面倒そうな返事にムッとしながら続ける言葉はお互い思っていても出せなかった一言だった。


「バカいうんじゃね、まだわかんねぇだろ」

何時に無く弱気な発言の倉本の胸元を掴み、睨むとそれ以上言うなと瞳で訴え、突き放した。
静まりかける車内、二人はまた、外の風景に目を向けた。


遠くで衣擦れの音がしていた。
ぼんやりとその音を聞きながら目を開けた藤野が見たのは見知らぬ天井と明るい部屋、栢山の部屋でもない、自分の部屋でもない家具が並んでいる。
手を動かすと頭上でなにか金属の様なもので拘束されていのか金属同士が擦れる音と手首が痛い。
足首もなにかで拘束されているがスラックスはそのままで寝かされているのが分かった。

「お目覚めですか朔耶さん」

呼ばれた声は栢山に似ているが本人ではない。

「藤堂?」
「ええ、そうですよ」


優しい微笑を浮かべながら覗き込む表情どこか闇を孕み、少し前まで見たそれとは大きく違っているのに気付いた。

「さぁ、なぜえしょうね、貴方になら分かるはずですよ」

思い当たる理由など思い浮かばない、先程まで友好的に接して来た相手、あれは偽りの優しさだったのかと眉間に皺を寄せた。

「そんな顔をしないで下さい、貴方には似合いません」

頬を撫でられ、その指が唇をなぞった。


「やめ、触るな」
「ふふ、恋人以外には触れさせないなんて言わないで下さいね」
「なぜ、こんな、あっ」

脇腹の痕に触れられ、思わず声が上がった。
唇を噛み締め背けた顔を戻され瞳を覗き込まれ、藤堂の顔が厭らしく笑った。

「訳が聞きたい?」
「ああ」
「話して上げますよ、それを聞いたからって貴方がこの状況から抜け出せはしないのですがね、俺のものに成って頂きますよ」

腹筋を辿って、乳首にふれ、それを摘んで揉みこんだ。

「つっ、あ、」

体を捩るが足がベッドに縛られている所為で大きな抵抗は出来ない。
唇か首筋に這わされる。

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最終更新日  2009年12月22日 03時53分52秒
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