BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年12月25日
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BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

手紙
全の腕の中に包まれるのは暖かい。
だけどそっと抜け出してシャツを拾って羽織る。
パソコンを立ち上げてしばらく待つ、膝を抱えてだるい体でメールをチェックする。
僕の毎日の日課、仕事のメールに紛れて見覚えの有るアドレス、1年前に何度も見た懐かしいもの、もう来ないと思っていた。
マウスを握る手が震える。
視線だけを全に向けて画面に戻し、クリックした。
開いたメール、文字が並んでいるけどなんだか以前と文面の癖が違うのは気のせいだろうか、それとも長い間、彼の文章を見ていなかったから僕の気の所為だろうか?


「メール?」
「う、うん。。。」
「あの人から?」
「そう。。。」
「怒らないよ、それより何か着れば、魅力的だけど朝からはね」

項に唇が落ちてきた。
コーヒーを入れてくれると言う全の言葉に甘えて服を着る、昨日の全とは大違い、なんだか楽しそうな後ろ姿を見ながらメールの続きに目を通した。
違和感を抱えながら返事を返した。

「元気だって?」
「うん、絢斗も元気だって、そうだ、絢斗が端役だけど映画に出るんだそうだよ」
「そっか、良かったな、あの人は?」

「読んでもいい?」
「うん」

全が目を通す。
ざっと目を通して画面から離れた。

「良かったな、コーヒー入ったよ」


聞こうと思った、だけど全は知らない和樹さんの文章、いくら編集のプロだからと言っても元の文章を知らないのでは比べようがない。
杞憂で有れと願う。

「心配事?」

首を振った。

「そう、俺はそろそろ出るから、ゆっくり考えると良い」
「全」
「仕事だ」

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最終更新日  2009年12月25日 03時17分01秒
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