BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2010年01月16日
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BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。R-18

鴻山の身体は私の思った通りだった。
触るそこは滑らかで美しい、上げる声が私を強請る時、瞳に映る彼は熱で浮かれた顔を見つめてくる。
爪を立てると背を反らし、腰を揺らめかせ、締め付けてくる、乳首を揉みしだくと甘い声で啼く、前を立たせ、下から突き上げとそれを私の腹に押し当て快感を求めようと縋りついて来た。
次に彼を抱く時は薬を使わないで啼かせたいという思いがゾクゾクと私を駆り立てる。
何度目かの絶頂の後、解放をした。
白濁に汚れた身体だったが彼自身は汚れる事無く美しさを放っていた。
そして湧き起こる支配欲、そう、彼を支配して私だけのものにするのだ。

身繕いを済ませると気を失っている彼に服を着せ、地下駐車場まで運んで車に乗せた。

ベッドに横たわる鴻山はやはり美しい、私はそのピンクの唇に初めて触れた。
なんとも堪らない高揚感、こんな感覚は初めてだった、彼の意識が有ったのならばもう一度、彼の中に入りたいと思いながら私は隣のベッドで眠りに堕ちた。

朝、目を覚ますと鴻山は居なかった。
きっと眠っている間に帰ってしまったのだろう、残念でも有りながら、彼の心に私と言う人間を植え付けられた事に嬉しさが湧いた。
ホテルを出、一旦、家に戻り、服を着替え、出社した。
鴻山は真面目な社員で有るからあんな事が有っても出てくるであろうと予想はしていた。
しかし、私を見てどのような反応を見せるかが気に掛かった。
ただ、言えるのは昨夜の熱に犯された顔では無い事、そして喜びで満ちた顔でも無い事は想像出来た。
廊下を歩く私、そして向こうからやって来たのは疲労感の残る顔をした鴻山だ。

「おはよう、鴻山君」

下を向き、私の顔を見ようともしないのにガッカリはしたが予想通りだった。



その声に顔を上げた彼が私を睨んだ表情にゾクリとした。
なんて良い顔をするのだろう。
そうだ、彼は大人しい人間だが棘も持っているのだ、そして私が仕掛けた事でその棘を現れたのだ。
なんとも素晴らしい発見なんだ。
これからが楽しみだった。



小声でそう、囁き掛けると先程以上の怒りを宿した視線が私を射抜いた。

「そうしていられるのも今の内だ」
「し、失礼します。。。」

さっさと歩き出す彼、きっと彼の棘は精一杯の虚勢なのだろう、声が震えていた。
益々、彼が可愛らしく、愛おしい。


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最終更新日  2010年01月16日 04時53分30秒
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