BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2010年06月05日
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カテゴリ: 道に落ちていた男
BL小説です、興味ない方はご遠慮下さい。

「椎名、嫌だ止めろ」
「宗次さん?」

椎名の唇が離れて抱すくめられ、背中を擦ってキスをしてくる、それが心地よくて目を瞑ってキスに答えた。

「どう、大丈夫?」
「済まない、こんなんじゃなかったんだ、忘れられない人を思い出した、お前が居るのに」
「うん、知ってる、アンタの好きだった人だろ、コーヒーメーカーや、俺が使ってる茶碗の持ち主。。。」

知られていことに驚き以上のものを感じながら戸惑いを見せて、もう独りの存在、だけど彼は恋人でも無ければ身体の関係も無い親友の話をしようか迷っていた。
以前、椎名自身の事は聞いた。


「話してもいいか、俺の親友の話」
「宗次さんが話しても良いと思うのならば。。。」
「軽蔑するかもしれないぞ」
「俺は貴方が軽蔑するようなことをいっぱいして来た、だからアンタを嫌うようなことは無い」

今の言葉で胸の奥の閊えが楽に成った。
椎名は自分の心音が跳ねていないか、鴻山に悟らせていないか確かめて彼をベッドに横たえた。

「この方が話しやすいだろ?」
「ああ、だけど俺を離さないで欲しい」

鴻山の願いを叶える、何処か触れていて欲しいというのならば手を繋ぐのが手っ取り早い、お互い、なんだか気恥ずかしさが伝わって笑い合った。

「これ以上のことしてるのにな、なんでだろ?」
「さぁ、初体験以上に緊張してるよ、宗次さんは?」


ポツリ、ポツリと過去を繋ぎ合わせるように話始める鴻山、それを聞き漏らさず、総て受け止めようとする椎名なの顔が真剣な表情に変わり始める。
鴻山の過去はは野瀬というハンディを抱えながらも、それを上回るものだった。
椎名は感じる、鴻山の痛みがどれほどなのか。
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最終更新日  2010年06月05日 03時53分07秒
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