BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2010年07月09日
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カテゴリ: 二次創作
BLですよ!ここからは危険かもなのでです。鋼のパラレルです、お好きな方のみお進み下さい。キャラ崩壊注意!!




湯を使わせてもらう。
浴槽はヒノキ、和風の趣のあるバスルーム、どこか落ち着くのはなぜだろうかと思いながら手足を伸ばして肩まで浸かる。
それよりもなぜ、自分は寺などに来てロイそっくりの僧侶にときめいているのだろうかと思う。
と、言うか、この世界は一体、何なのかと思う。
リアルで有ってそうでもない浮遊的な感覚がどこかに有る。しかし、こうして風呂に浸かってリラックス出来ているのはなぜだろうか、これは現実の何物でもないと思いながら、体を洗い、髪を洗い湯船に浸かると心地よい眠気が襲って来たが、ここで眠ってしまうのは危険だと気を振り絞って風呂から上がる。
洗い立てで糊の利いた浴衣に手を通すとさっぱり感が湧いて来た。
着方が解らないので適当に帯を結ぶと髪を乾かし、露衣の部屋に戻る。
相変わらず、文机に向かってる。


「如何でした?」
「良いお湯fだったよ」
「それは良かった、では、お疲れでしょう、寝所に案内させます、その前に浴衣を直しましょう、それは着崩れてしまいますこちらへ」

露衣の前に言われるまま立つと手が帯に掛かる。
直してもらうだけなのにどぎまぎしてしまう、ちゃんと着れなかったことに恥じ入りながら、解かれた帯と開かれた合わせを見た。

「ちょ、え、あの。。。」
「動かないで直ぐに終わりますから」

と言われも浴衣の下は何も身に着けてはいない、露衣の目に曝される裸体、しかし、それに動じる事無くテキパキと浴衣の合わせを重ねて帯を結んでいく、このような作業は露衣に取って造作もない作業でしかないようだった。

「はい、終わりましたよ、如何なされました?」

真っ赤になって俯いているエドを尻目に、穏やかな微笑みが一休を呼ぶ、相変わらずのパターンが目の前に展開されていく、エドは導かれるままに露衣の居室からでて濡縁を歩く、雨は何時の間にか止み、空には星が瞬いている。夜の涼やかな空気が火照った体を冷ましてくれた。
与えられた部屋は露衣の部屋の隣だったが襖で仕切られているのでは無く、壁で仕切られ、一つの部屋としては独立していた。


「では、お疲れになったでしょう、お休みなさいませ」

型通りの一休に対して「ああ」とだけ伝えると布団の上に寝転んだ、浴衣は崩れる事無く素肌に密着している。
襖が閉められ、足音が去っていた。
息をついて布団に潜り込むとさっき、説明を聞いたように行灯の灯りを消した。
闇に包まれるエド、目を瞑るってみても眠れない、さっきの情景が浮かび上がり熱の冷めた体がもう一度、熱を持ち始めた。

一休は『遠慮なく呼んで下さい』と言い置き出て行ったがそんな気分にも慣れなかった。
勢いを付けて起き上がると障子を開けて部屋を出るとフワフワと緑色の光を瞬かせながら蛍が飛んで来た。それを追って廊下を歩き、濡縁に腰掛けた。熱い体は何時の間にか引いていた。
なんだか落ち着かない一日だと思う、目の前を飛びかう蛍を見ながら全てが穏やかな物に変わっていくと実感した。
エドは部屋に戻るべく来た道を歩いた。
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最終更新日  2010年07月09日 00時32分59秒
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