BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2010年07月25日
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カテゴリ: 道に落ちていた男
BL小説です。興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮ください。

背中で野瀬が笑う。
何が可笑しいのか、理解することが出来ずに身じろぎ腕の拘束を解こうとする。

「出来ないと言うのなら、無理やりするまでだ」

背筋に冷たい物が走る。逃げなくてはと言う心理が働き、鴻山の動きが激しくなった。
それが分かって居たかのように「ククク」と笑いながら、体勢を入れ替えて押さえ込まれてしまった。
上から見下ろす瞳、何処か暗く冷たいのは今までに知らない。
掛けられた重みで身動きが取れない、手は頭上で押さえ込まれた。こうなったらどうする事も出来はしない。
口角を上げて野瀬が笑い、片手でネクタイのノットを緩めて首から抜くと素早く抑えていた腕を縛り上げてしまった。



以前にも椎名に言われた言葉、そんなにもソソル顔をしているのだろうか、理解不能だった。
そもそも、ソソル顔とはどんな物だろうと、冷静に考え事をしている自分が可笑しくなっていた。それほど、こうされる事に鈍感に成りすぎて来のだろうかとも思う。

「抵抗しないのか?」

しないのではない、抵抗しても無駄だという事を悟ったと言った方が正しいのだ。

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最終更新日  2010年07月26日 04時29分34秒
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