BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2012年08月14日
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カテゴリ: 短編 SS
BL駄文です。
興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
18禁
女装

あれは、外商部へ移動してしばらくの事、僕は有頂天だった。そりゃそうだ、憧れの部署だった、婦人服売り場が嫌いなわけではない、しかし、外商の方が自分の力を認められると思っていたし、婦人服以外のハイレベルの商品が扱えるからな。
そんなときだった。僕がミスをしてお客様に迷惑をかけ、先輩と二人でお詫びに嘉慈様のお宅にお伺いした。通されたのはいつもの客間ではなく、居間だった。そのときご主人が客間を使用されているとのことだったから奥様は仕方なくそっちに通したのだろう。綺麗に片付けられたシンプルで嫌味のない家族が集まるには丁度よく、品の良い居間だった。奥様の対応はこちらのミスで有ったにも関わらず、穏やかにこちらの言葉を聴いてくださった。心から感謝もし、ありがたさでこちらの方が恐縮してしまったよ。そんな最中一人の学生が入ってきた。
「母さんジュースか何か飲み物ない」
部活帰りだろうか、汚れた体操着に短パンのその子に目が奪われた。汚い格好をしているのにそれを打ち消す奇麗な顔、汗臭さよりも爽やかさが漂ってきそうだった。シャツで顔を拭う姿に唖然としたよ。
「秋人お客様ですよ、だらしない、着替えて来るなり、顔や手足ぐらい洗ってきなさい、都さんがキッチンにいるでしょ」
「誰もいないよ、だからここ来たのにごめんなさい邪魔しちゃったね」
素直ないい子だと思った。だけど、僕はそれ以上に邪な思いを抱いた。一目ぼれなんて甘い言葉では片付けられない感情、汚したいこの手にしたいと思ってしまったんだ。
それから、何度かお邪魔した。しかし、秋人という少年には会うこと無く、嘉慈様のお宅は不景気の波に飲まれ、会社は倒産、一代で全てを築き上げ大きくした社長はそれを悔やみ、自殺、家を売り払い奥様は実家に戻られたと聞いた。今では嘉慈のお宅は下品なビルに変わってしまったよ。それからお二人がどうなったかは僕には知る由も無かったし、手段も持ち合わせていなかった。ただ、僕は秋人への思いが残った。
「どうしたアキ?」

「君なのだろ?秋人」
「…」
言葉が無く、肩が震えている。手を強引にどけると大粒の涙が零れ落ち、掴んだ手がふるえる。可愛くてあふれる涙を止めたくて口付け抱きしめ、もう一度、肌に触れる。
何度もイカせた体が僕を求めてくる。
秋人と再会したのは偶然、某掲示板、僕の立てたトピに「アキ」と名乗る人物からのメッセージがあった。心引かれた唯一の人物、逢って話したいという思いでメアドを教え、返事を待つと、驚いたことに添付ファイル付でメールが返された。信じられなかった、掲示板ではこれほど積極的ではなかったから、他の連中も閲覧可能という点で、気が進まないのではないか、だからメールでは積極的になれたのだろうか、兎に角、ファイルを開けてみる。目に飛び込んで来たのは男のものを銜え、濡れた瞳が怪しくレンズを見つめている。僕は息を呑んだ、画像の中の彼は嘉慈秋人だったのだ。あの時の幼さは消え、青年でありながら中世的な魅力が前面に滲み出ている。しかし、綺麗だ、あの時見たそれは変わらない、やはり、僕が汚したい。それが、願望となり、どんどんエスカレートをしていった。
腰をすすめて声を上げさせる。手を滑らせ、肌の感触を確かめ、中心に触れると反応を示し、ピクピクと脈打っている。声を殺すように指を噛むのを止めさせる為に口付け口腔を冒すと締め付けてくる。美しい僕の恋人、汚す必要など無い、綺麗なままで彼を抱き、愛し合う。愛おしいアキは僕のものに成ったのだ。


済みません、未だにPCが壊れたまま、相変わらずややこしいことをしています。
これだけを打つのに何時間かかったのだろう?


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最終更新日  2012年08月15日 03時08分11秒
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