BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2013年07月26日
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カテゴリ: 短編 SS

bl駄文です。
興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

片恋

俺の中で限界が来ていた、そう、アサヒへの想いがふつふつと湧き出しそうで止められそうにも無かったから、彼女と別れた。彼女は言った「最後に殴らせて」と、覚悟して頬を差し出したらビンタが一発飛んで来た。そして、彼女は何も言わず、立ち去った。いい女だと思った。気まずさで店を出て、バーで飲みなおす、素面じゃ告白なんて出来やしない、それほど飲んでいないはずなのに、なぜだか足がふらつく、タクシーでアパートまで向かいチャイムを鳴らすと、立っていられなくて崩れ落ちドアで頭を打つ、足がドアを開ける邪魔になったらしくドアが重い様だ。驚いた顔、上がるように促すけれど、壁にもたれて立っていられるのが精一杯、そんな俺に肩を貸してくれる。アサヒの匂い、この場で押し倒したいのにそれが出来ない。ソファーに下ろされ、アサヒはどこかに行ってしまう。冷やりと何かが触れた。頭を打った俺に氷を持って来てくれたのか。

「気持ちい~お前、良い嫁に成れるよ」

って言ったら、なぜか悲しそうな顔をする。なぜだ、褒め言葉なのに、嫁って言うのが気に入らなかったのだろうか、男だから婿って言えば良かったのだろうか、何も考えられない中、起こされて水入りのグラスが手渡されるが、それはテーブルの上置いて、立ち去ろうとするアサヒの腕を掴んで引き寄せる。ふらついて腕の中に落ちて来たアサヒを強く抱きしめる。抵抗は無い。

「好きだ」

耳元でそう囁くと激しくもがいて腕を放そうとするのをもっと強く抱きしめる。

「じょ...冗談は止めてよ...振られて辛いのは分かるけど...男だしよ」

「ああ、知ってる、好きなんだお前の事が...」







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最終更新日  2013年07月27日 04時00分47秒
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