うつ病患者の考え事

うつ病患者の考え事

2007年11月24日
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カテゴリ: 今日観た映画
自虐の詩

[あらすじ]
子どものころから不運続きの幸江(中谷美紀)は、乱暴者で酒飲み、仕事もせずギャンブルに明け暮れるダメ亭主イサオ(阿部寛)に健気に尽くしていた。見かねた隣人に別離を勧められ、パート先の店主にしつこく言い寄られようとも、イサオと一緒にいることが何よりも幸せ。そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現れる。
[yahoo映画]より

[感想]
業田良家の4コマ漫画が原作です。私はもともと業田良家が好きで『自虐の詩』も持っています。というわけで「実写で原作を超えるのは難しいよな~」なんて思いながら行ってきました。

前半は二人の貧乏・ちゃぶ台ひっくり返しライフが面白おかしく描かれています。原作とはやっぱり違うのですが、ちゃぶ台シーンもいろいろバリエーションがあってなかなかやるな・・・と言う感じ。

後半は、事故にあった幸江が過去を走馬灯のように夢に見る。
イサオと出会った時の事、中学時代の思い出。
特に中学時代の思い出が良かった!
もともと原作でも熊本さんのエピソードが好きで、映画の熊本さん役の子もむすっとしてデンと立ってて原作以上に 貧乏だけど逞しい感じがイイ!
幸江は一度熊本さんを裏切るようなことをするのだけど、お互い殴り合って仲直りする。

幸江が東京に旅立つ時心づくしのプレゼントを熊本さんが持ってきてくれる。
原作にもあるエピソードなのだけど、暗くなりすぎず、でも感動させる映像でした。

最後はイサオも働いてるっぽくツナギを着ていたりして、なんだか無理やり大団円みたいな感じもしましたが、大人になった熊本さんとの再会でまた涙。
「熊本さん」「森田さん」と苗字で呼び合う二人。
すぐに仲良くなるけどすぐに離れていく現代の(友達もどき)には無い懐かしさみたいなものを感じました。

なんだかんだ幸江たちの世話を焼く隣のオバチャン、あさひ屋のマスター、幸江のオヤジ・・・みんなちょっとダメでちょっと暖かい。

堤監督の映画ということで奇をてらった作品かと思っていましたが(もちろん堤テイストはあるのだけど)、思いがけずなかなかいい映画でした。





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最終更新日  2007年11月26日 22時56分13秒
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