春の気配を探しにでようか・・
と思っていた
雪も解け地はたっぷりと水を吸い
生ぬるい風が頬を撫でる
春がそこら辺に顔を覗かせていて不思議はない
だから、野に・・・
と、思ったわけだがちょっと甘かった
窓の外はまたまた真っ白
昨夜からひっそりと降り積もったようだ
しゃーない
こうなりゃゴム長はいてお散歩だ
まずは半径100m
300mほど歩いたら足の先が冷たくなってくる
毛糸ソックスもう一枚はきに戻る
コーヒー一杯ひっかけて景気をつけて
車に積もった雪を払う
ひと恋しくて街に向かうはずがどういうわけか廃墟へ
あったかい仮設カフェよ、開いてておくれ
なんて甘い思いはかなわない
眺めても人の気配も電灯もなし
諦めてとぼとぼ歩く・・
でも、、
口をきく相手もいない雪の廃墟に何故・・・?
写真は以下: