語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

2021年02月04日
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カテゴリ: 宿曜研究
約3000年前に古代インド発祥の世界最古の星占いと言われる 「宿曜占星術」
月は約27日間かけて地球のまわりを一周することから
人が生まれたその日、地球から見た月の位置により
その人の現世での使命や本質が 27の「宿」と呼ばれる漢字一字 に分類されています。
知恵の神・文殊菩薩の「宿曜経」というお経を元に
古代より日々の吉凶や人の縁を占ってきたもので
かの三蔵法師がインドから唐に持ち帰った経典の中に含まれていました。
当時中国で密教の一部として受け継がれていたものを
平安時代、遣唐使として中国にわたった学僧・空海が
密教の大家より授かり日本へ持ち帰ってさらに研鑽をすすめ、日本にも広まりました。
戦国時代では武将が宿曜師と共に、人事や戦術を立てるのにも大いに活用したとのことです。
自分はどんな宿命のもとにこの世にあるのか。
自らの魂が求めること、人としての特性。
長所・短所含め、全てが生まれ持った宿星の導きだとすれば
何もかもが腑におち、穏やかな気持ちで
授かった命をまっとうできるのではないでしょうか。
とはいえ、必ずしも本質が全てではありません。
自分でも気が付いていない部分、絶対にそうではないと思えるメッセージもまた
その反発の気づきを与えるため
自分を知ろうとする心がけ
魂の成長過程における星のメッセージであると理解できれば、それでよいと
私は考えます。
私たち、それぞれが授かった魂は
環境や人間関係、さまざまな刺激の中で成長し、転生していきます。
目の前で起こってしまった辛い現実、どうしても受け入れられない、信じがたい悲しい出来事、
裏切り、誤算、後悔。
生きていればいろいろと困難にぶつかります。
もうどうしようもない、万策尽きたと項垂れ
涙も枯れ果て、ふと顔を上げたとき
それでも生きていかねばならないと、生きていればなんらかの意味に辿り着けると
思い直せるか否かは、すべて「自分を愛すること」
「自分に生を与えてもらったことに感謝すること」
に繋がっていくのかもしれません。
いつの世でも
誰と出会い、どんな想いを共有し
どんな風に生きていくのかが全ての鍵を握っています。
書の大家としても知られる「空海」が命がけで日本に伝えてくれた知恵。
書の仕事をする端くれとして、私もそのほんの一部分でも学び
関心ある皆様とその喜びを共有できたらと思います。
あなたが生まれた日、月はどのようなメッセージを与えてくれたのか。
あなたの生年月日によりその宿星の字を筆書きし、あなたのお名前の文字と共に
宿星からのメッセージを書にします
ご注文は​ こちら ​から
※デザインなどはお任せになります
※ポストカードサイズの書状(額なし)としてお届けします

ご興味ある方はHPをお訪ねください

風香堂





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最終更新日  2021年02月04日 12時14分11秒


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