PR
Keyword Search
Category
Calendar
Comments
NY株価の値上がりを受けて日経平均も大きく上げています。
世間の評価ではG7では具体案が出なかったことであまりよくとられなかったようですが、ヨーロッパの金融安定化策に一定の具体性があるとして評価され、ヨーロッパ市場、そしてNYが好感を持って迎えた模様です。
ひとまずグローバル経済の崩壊は避けられた形ですが、しばらくは様子眺めという観測が主流のようです。たぶん素人が見てもそうでしょう。
しかしながら、今後もこれまでと同じような実体からかけ離れた手法がとられていくのでしょうか。そこに反省や歯止めの余地はないのでしょうか。
これはしかし自由な経済行動の中で、値が上がりそうなものに投資し、あがったところで儲けを確定するという経済の基本原則からすれば、その対象が株式だろうが金だろうが土地だろうが野菜だろうが石油だろうが、これからも投資行動は続けられるでしょう。
ただ、資産としての安定性という面ではすこし見方が変わってくるかもしれません。株価は心理によって変動するものであり、どんなに数字的に良い株であっても、それが必ずしも高い株価とはなり得ないということです。
PERだPBRだRSIだとさまざまな指標がありますが、あくまでも指標でありそれが悪いから安い、良いから高いとは一概に言えません。それを左右するのは心理です。
その心理を見抜く方法を身につけた人は株で成功できるでしょう。また、数値とその心理の連動には、絶対ではないにしろ相関もあるかもしれません。そこを見極められれば大きく儲けられるのでしょう。
今回の株価大幅下落で、大方の個人投資家はかなり慎重になったと思います。考え方も少し変わってくるかもしれません。でも、のどもと過ぎればというように、またもとにもどっていくのかなという気もします。
あがってから買っても儲かりません。一番儲かっているのは10月10日にみんなが投げているときに買った人です。
株価大幅下落 2008.10.23
景気は減速していくのか 2008.10.16
Freepage List