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2011年10月26日
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カテゴリ: 不登校
最近はViewの仕事でもそうですが、私の行っている母子施設でも不登校の問題について考える機会が多かったので今回は不登校について、自分の中での整理もかねて書いてみたいと思います。

しかし、不登校というと本当に色々と幅の広いものなので今回はその親(保護者)という視点から書いてみようと思います。

そもそもみなさん、不登校って何をもって不登校というかご存知ですか?

と言われれば、もちろん「学校に行かないこと」となるのですが、文部科学省の定義によれば、「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくてもできない状況にあること(ただし、病気や経済的理由によるものを除く)をいう。」となっています。
そして、これらの理由で欠席した日数が年間30日以上の生徒が不登校児童とみなされるようです。

年間30日以上というと、平均したら週に1度休む位のペースです。どうでしょう、週に1度のペース多いと感じますか?少ないと感じますか?

話はそれましたが、不登校というのは定義にあるように“学校に行きたくてもいけない状況にあること”、という状況を指した言葉です。
では、我々のような不登校児童を支援する側、あるいはその保護者が不登校問題を解決しようとした場合、子どもが学校にいけるようになれば、不登校の問題が解決したと考えて良いのでしょうか?

こういった視点を持って考えることで、不登校である子どもを、今その状態で学校に行かせることは問題の解決になるのかどうか…それを考えるポイントになるように思います。



不登校の要因が色々であるのと同じように、それを受けて親がどう感じるかも色々ですので、ひとまとめには言えませんが、大体の親(保護者)は子どもに学校に行ってもらいたいと思うと思います。

ですので、不登校が始まった初期段階では、多くの親は子の事を“心配する気持ち”と同時に、早く学校にいけるようになってもらいたいという“焦り”や“苛立ち”、子どもの気持ちが分からないという“戸惑い”が多いように思います。
また、中には自分の育て方のせいで不登校にしてしまったといった“自責の念”を感じる人もいます。(初期)

初期段階から少し時間が経つと、子の状況や気持ちを受け止めなければいけないという気持ちと、早く登校させたいという“葛藤”や、もう無理なんじゃないかといった“諦め”に近い気持ちも出てくるようです。(中期)

そう言った親としての葛藤を乗り越えて、うまくいけば最終的に子どものことを受け止めることができるようになり、子どもへの理解が深まったり、親子の関係性が変わったりします。(後期)


ここでは、親の気持ちの動きについてほんの一部に触れてみましたが、多かれ少なかれ、不登校という問題を通じて親子の関係は変化してゆきます。
このように、私は不登校という問題は、子自身の問題だけでなく、その親や周囲の人間の在り様を問いなおされるといった側面もあり、親と子の関係を再構築するような家族システム的な側面があると思っています。

とはいえ、不登校児を抱える親のストレスは多大です。冷静に自分のことや親子関係を見直して…と思える人は少ないんじゃないかと思います。
ですので、不登校を支援する側の我々は子だけでなく、その親(保護者)の気持ちにもしっかり目を向け、共に子を支えていくという姿勢が必要なんじゃないかと思います。

まとめているつもりがなんだかまとまったのか分からない感じですが、自分としてはやるべきことが再認識できたのでよしとします(^-^;)





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最終更新日  2011年10月26日 13時03分29秒
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