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November 8, 2006
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カテゴリ: 演奏活動(団体)
昨日行われた杉原蓮子弦楽四重奏団リハーサルレポのつづき

モーツァルト作曲弦楽四重奏曲ハイドンセット第1番

第2楽章「メヌエット」

通常第3楽章に置かれるメヌエット楽章がこの曲では第2楽章となっている。

メヌエットとしては少し早めのテンポでスタート。

この楽章、長いスラーのかかった1音づつfとpの連続する特徴的な旋律があるのだが、

これくらいのテンポだと表現しやすい。

そして、短調の「トリオ」(メヌエットの主部と性格の異なる旋律やリズムで書かれる中間部)に入ると急にテンポがゆっくりめに・・・

(ありゃ!結構ペザンテ(「重く」と訳されている)気味に欲しいわけね)



が、リピート(繰返し)後はちゃんと立て直された。

(やれやれ。)

再び主部に戻って、後はつつがなくフィーネ(終止)まで到達。

かっちゃん「うーん、どうします?本番もこういうテンポ設定?主部とトリオとテンポを変えますか?」

蓮子ちゃん「テンポを変えるというわけではないけれど、トリオに入ったら少し落ち着かせたいんです。」

かっちゃん「でも、それだと結果的にテンポが変わるね。主部が僕にはちょっと早いんだけど、それは譲れるとして、テンポが変わるのはちょっとねえ・・・」

蓮子ちゃん「じゃあ、主部のテンポのほうを落としてみましょうか?」

てなことがあって、こんどは繰返し記号を無視して、メヌエットを通してみた。

(うん、なかなかいい感じなんじゃない?)

ここで真紀子ちゃん(チェロ)「この時代のメヌエットは、宮廷の踊りですよねえ。そう考えるとさっきのテンポは踊れないと思ったんです。今のテンポのほうが良いと思います。」

(おお、説得力あるねえ。)



そして3楽章

ゆっくりした息の長いテンポにのせて、第1バイオリン(以下「ストバイ」)の細かい音符の動きが入ってきて、少々あわせづらい。

案の定、ひととおり通した後、そういう箇所の返し練習となった。

蓮子ちゃん「少し、自由に動きたいので、合わせてもらえますか?」

一同「オッケーです。」



蓮子ちゃん「じゃあ、基本的にはテンポキープしながら弾きます。」

てなやりとりの後に、どうやらこの辺のあわせも解決。

第4楽章に突入。

いきなりセコバイのソロから始まるプレッシャーのかかる楽章だ。

最初の全音符の主題がフーガのように各パートを一回りすると、ストバイに8分音符の細かい動きが現れる。

(まったく、よくコロコロと指の回る子だねえ、そのあとセコバイにも同じような動きが出てくるんだから、あんまりプレッシャーかけないで欲しいなあ。)

そして、私に同じ動きが・・・やや自滅気味ながら、おもったよりもうまくいった。

その後も、セコバイには伴奏音形でチョコマカと8部音符の動きが出てくるが、これらも何とかクリアーしながら最後まで終了。

(よしよし、これなら何とかできそうかも・・・)

蓮子ちゃん「もう少しテンポ上げたいですね。」

真紀子ちゃん(かっちゃんだったかも・・・)「最初の旋律、どういう風にカウントしてます?」

蓮子ちゃん「私の感覚だと、1小節1泊の感じ・・・」

(げげ、マジかよ。それだと俺のパートの伴奏の8分音符が結構超絶技巧になるんだよなあ。)

ここでかっちゃんから助け舟「僕はかまわないけど、一番大変なのがおとまつだから・・・」

俺「そう、この辺がちょっと大変なんだよねえ・・・」
といいながら、件の箇所を弾いて見ると、案の定崩壊状態。

かっちゃん「そうなるよね。どうする・・・?」

一同「うーん・・・・」

俺「まあ、何とかしましょう。今日は無理だけど・・・」

で、1小節1泊のノリで再度4楽章を通してみた。

(ほーら、やっぱり俺んところが超絶技巧だよ。まいったねー。)

でも、意外なことに、伴奏の箇所は明らかに大変になったが、ストバイに続く箇所の8分音符のセコバイソロはむしろ弾きやすくなった。

(うん、やっぱりこれが適正なテンポなんだろうな。)

以上でモーツァルトの練習はおしまい。

ここで10分間の休憩。かっちゃんはタバコを吸いに行った。


(つづく)







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Last updated  November 8, 2006 01:28:42 PM
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