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February 4, 2026
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カテゴリ: 政治経済


中道改革連合の野田共同代表が、
自らのウェブサイト「衆議院議員 野田よしひこ」を更新し、
「活動報告」のページに「親愛なる有権者の皆さんへ」と題した、
緊急メッセージを発表しました。
一読の価値があるメッセージだと思いましたので、長文ですが転載します。


〈緊急メッセージ〉「親愛なる有権者の皆さんへ」


いのですが、おそらく短い時間に限られてしまうでしょうし、それもかなわ
ない方々も数多くおられると思います。長文になりますが、この間、感じて
きた私の率直な思いを少し書き綴らせてください。


 私は、地盤も看板もカバンもなく、地元船橋の路上活動から政治活動を始
めました。ストリートで生まれ、ストリートに育てられた政治家です。



と耳で感じる。それが何より大切なことだと考え、実行してきました。そし
て、政治を志してから40年近く、政治はどうすれば人々の暮らしに寄り添
えるだろうか。そのことをずっと考え続けてきました。


 私の原点にあるのは、人々の暮らしです。国家やイデオロギーを語る前に、
「暮らし」から考える。「生活者ファースト」の考え方は、私の政治家人生
を貫く太い芯柱のようなものです。

 極論の先に真の解決はない。熟議で解決策を見出していく。こうした政治
姿勢をモットーにし、看板に掲げながら、政治活動を続けてきました。

 そんな私にとって、新党「中道」が掲げた大義は、ずっと思い描いてきた
あるべき政治の理想の姿をそのまま形にしたものです。立ち上げを共に担っ
た斉藤共同代表はもちろん、綱領と基本政策に納得して輪に加わってくれた
仲間たちも、同じ思いを共有しています。

 これを「野合」とか「選挙目当て」といった単純な言葉で瞬殺されてしま
うのは、ただただ、悲しい気持ちです。


 野党が協力しようとすると、それは常に「野合」。与党だって、党の中に
原発に慎重に向き合う議員や、選択的夫婦別姓に積極的な議員もいるのに、
それは野合でないけど、こっちは常に野合。フェアではありません。ワンパ
ターンのレッテル貼りで思考停止しまうのは、不毛過ぎます。

 中道改革連合は、確かに、まだ生まれたばかりのヨチヨチ歩きの新党です。
出来たてのホヤホヤですが、大きな志を備えた「器」です。

 突然の解散に間に合わせるため、本来は精緻に整えるべき仕上げの部分に
完璧ではない点があるのは、大変に申し訳なく思います。でも、目指す理念
や方向性の足並みはしっかりそろっています。もともとの公明党の綱領と立
憲民主党の綱領を見比べてみていただくと一目瞭然です。両党がそもそも同
じ方向性を共有していたことがお分かりいただけるはずです。両者が重なり、
交わり合ったその先の延長線上に、自然な形で、「中道」があるのです。

 選挙戦の最後の最後まで、何のための解散か、理解ができませんでした。
来年度予算の年度内成立を反故にして不意打ちを仕掛けるやり方は、あまり
に邪道です。国民生活に悪影響を顧みない、自治体職員にも過剰な負荷をか
け、雪国にお住まいの方や受験生をはじめ、様々な方々にただ迷惑をかける
ことも厭わない。高市政権の根っこの発想や価値判断が透けて見えます。そ
れだけでも大問題ですが、私がこの大義の欠如という点をずっと言い続けて
いるのは、訳があります。


 それは、議会制民主主義でもっとも大事な「熟議」を阻んでいるからです。


 食料品の消費税ゼロ。いつからやるのでしょうか。それとも、やらないの
でしょうか。実務的な課題もいろいろあります。本来は、国会で丁寧な議論
を積み上げ、その上で具体策を掲げて信を問う。それが与党としての筋でし
ょう。


 安全保障戦略の改定は、何をされたいのでしょうか。防衛費はもっと増や
して増税ということでしょうか。テレビの討論会では常に曖昧にされている
のですが、唯一の被爆国日本の矜持である非核三原則まで改変してしまおう
というのであれば、我々は断固として戦わなければなりません。


 少数与党下で、ようやく「熟議の国会」の所作が根付いてきました。解散
しなければ、もっと政策の解像度が上がって、有権者の皆さんにも分かりや
すい選択をしていただけたはずです。大義なき突然の「党利党略解散」、自
身の権力基盤を整えるための「自分ファースト解散」は、本来尽くすべき熟
議を入口で阻んだというその一点で、中道の考えに明白に背いているのです。

 選挙で勝ちさえすれば、語り尽くされていないアジェンダであっても、白
紙委任を受けたものとして強引に推し進められる――「政治の安定」という
美名のもとに、実際はそういう自己都合を思っているのだとしたら、あまり
に危ういとしか言いようがありません。

 思えば、かつての安倍政権は、国会で数の力で押し切ろうという発想が随
所に見られました。「数の論理」に頼って、熟議の国会をないがしろにしよ
う、という企ては、民主主義の明白な後退と退化をもたらします。「熟議の
国会」を著しく後退させるような事態は決して日本のためになりません。

 私たちを「古い永田町の政治」とレッテルを貼ろうする人たちがいます。
冗談じゃないと思います。少数与党下で端緒についたばかりの「熟議の国
会」。これは、古い政治なんかじゃありません。分断と対立の時代の新たな
方法論であり、民主主義の希望です。十分な熟議を尽くさず、数で押し切ろ
うとするスタイルこそ、よっぽど古い政治への逆戻りではないでしょうか。

 新聞の選挙予想では、我が「中道」に、とても厳しい数字が並んでいます。
でも、私は、決して決して決して諦めません。諦めるわけにはいかないんで
す。この選挙には、日本の民主主義の明日がかかっています。いま生まれた
ばかりの中道が踏ん張らなければ、熟議の民主主義は大きく後退してしまい
ます。


 選挙終了のその最後の最後の最後の瞬間まで、お一人おひとりへの切なる
お訴えを続けてまいります。


 私は、「ザ・昭和」の人間です。優雅なファッションセンスも、おしゃれ
なバッグやボールペンを使いこなせる器用さもありません。「サナ活」の向
こうを張って「ノダ活」をしてもらえるようなキャラでもないことは、自分
が一番よく分かっています。


 総理個人の人気を前面に押し出して、ある種の熱狂を作ろうという選挙手
法。どこかで見た風景です。21世紀になってからも、私たちは、何度かそ
うした経験をしてきました。でも、刷新の期待値だけで紡ぐ実態なき熱狂は、
ある日どこかで違和感が生まれ、全く間違った社会改革の処方選であるとい
つか気づき、失望し、後悔する。そんなこともありました。

 例えば、郵政民営化。例えば、アベノミクス。

 いずれも、政策の始まった時と仕上がった後でしばらく時を経た後の印象
は全く異なります。高市総理の「責任ある積極財政」も、明らかに市場との
関係で様々な懸念や警戒が出ています。しっかり見極め、正すべきは正して
いかなければなりません。「危機管理投資」が本当に日本の成長力を高める
のかも冷静な検証が必要です。


 政治は、政党というチームで動かす「チーム・プレー」です。党首個人の
イメージだけで語られるべきものではありません。「政治とカネ」の問題。
その総括も「みそぎ」も仕組みの改善も行われていません。自民党は変わる
のか。変わろうとしているのか。そうした努力をリーダーがしようとしてい
るのか。その点を見極める視点は欠かせないと思います。

 「生活者ファースト」は単なるかけ声やスローガンではありません。社会
改革の指導理念です。我が「中道」は、生活者ファーストの考えから導き出
される具体的な施策をたくさん提案しています。

 食料品消費税ゼロだけではないのです。学生のための奨学金制度の改善、
持ち家だけでなく賃貸住宅に住む方への家賃の補助など、自民党の提案とは
ひと味もふた味も違う政策を提起しています。この生活者のための経済政策
の体系と具体策を確実に実行に移していきたいのです。

 SNS上で発言が切り抜かれ、真偽も不確かなショート動画が飛び交う。そ
んな最近の情報空間は、正直言って、苦手です。若い仲間たちに助けられな
がら食らいついていますが、激しい言葉が渦のように流れていて、少し怖い
気持ちもあります。この言葉も、どこまで皆さんに届くか分かりません。で
も、民主制の根本にあるのは、言葉です。志半ばに倒れた安倍総理。彼の残
した「光も影も」、言葉の限りを尽くして問い続けていくと私は国会で誓い
ました。

 言葉で思いを伝えていく。この確かな思いは、必ず、皆さんに届く。

 言葉の持つ力を私は信じます。

 私には、生活者の皆さんの日々の暮らしを起点に、「ストリート政治家」
として、今日を生き、明日を生きていく皆さんに寄り添うための政治にこの
身を尽くしてきました。これからもその原点は変わりません。

 右巻きに「強さ」を求める動きを語る政党ばかり勢いを持っています。中
道の理念は、分断と対立が語られる今の時代だからこそ、求められています。
歴史上、今をおいてないとすら言えます。この熱い思いが、皆さんに熱伝導
となって伝わり、一人でも多くの人たちに伝播していくことを願い続けてい
ます。

 最後の最後の最後まで、私は、中道改革のうねりが生まれることを信じて
います。この改革のうねりを、共に起こす輪の中に、ぜひご一緒に入ってい
ただきたいのです。日本の未来のための中道改革。その志へのご賛同を心よ
りお願い申し上げます。

 中道改革連合 共同代表 野田佳彦





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Last updated  February 4, 2026 05:06:02 PM
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