2006/03/06
XML
カテゴリ: ロシア産


「ロシレムの隅つつき編」 で、
ロシレムの産地割り出しに一役買ってくれた、「Ushniy」産の水晶です。
「ロシア水晶」として買ったので、「ロシア水晶」として載せましょう。

私のファースト・ロシア水晶はダルネゴルスク産でしたので、
「ロシアの石は変な石♪」 という意識がどうしても抜けないのですが、
ロシアはロシアでも、ウラルの水晶は、形としてはスタンダード、
しかし、やはり、北の大地の水晶と言うべきか、
静かな中にもどこか堂々とした……あるいは、


写真の水晶は、長さは6センチほど、ご覧の通り、太さよりも長さが目立つ
ほっそりタイプの結晶ではあるものの、
アップにすればその古びた風情が一種独特の迫力です。
柱面には成長線がびっしりですが、内部の透明感は抜群。
根本までミスト(霧状のインクルージョン)が全くありません。

古びて見えてもエッジはなかなか鋭く、
本来なら石の美観を損ねるはずの剥離痕(くっついていた結晶をはずした跡)が
みごとなアクセントになっています。

角度を変えるとこんな感じ。



普通見かけるロシレムは、
ブラジルのレムリアンシードと似ても似つかない外見だと思っていますが、


並べてみました。



ブラジル産の方が、優しい感じでピンク色ですが、
形も、成長線の付き方もかなりそっくり。

ついでに、「天使の輪」も出ます(笑)。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/09/06 12:46:48 PM
コメントを書く
[ロシア産] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

Profile

KURO−M

KURO−M


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: