2008/10/16
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なんとな~く続いているブレスです。

ラルビカイト

金ルチルブレス とその「お供」の ヌーマイト・ブレス の兄弟ブレス。
使っている石はラルビカイト。
石の並び、使っている金属パーツは同じで、前記二つのブレスで4ミリビーズを使っているところに、カレン・シルバーを使っています。

これで、このデザインのブレスは三兄弟になりました。

最近このブレスがお気に入りです。
ラルビカイトという石は、この名前で売られていることが少なくて、
たいていラブラドライトとして売られています。

私が買ったところでは、こともあろうに「大理石」。全く違います……(涙)
「ブラック・フェルドスパー」の名前も見かけました。

まあ、フェスドスパー(長石)と言えばそうなんですが……。
ラルビカイトの和名は月長石閃長岩。
おおざっぱに言えば大部分がムーンストーン(カリ長石)に、ラブラドライトと同じ長石(斜長石)、石英、雲母が混じった深成岩……岩石なのです。
もっと簡単に言えば、見た目ラブラドライトに似ているのに、成分としてはほとんどムーンストーン(カリ長石)という石。

そうとわかってみてみると、ラブラドライトとして売られていても、その輝きはシルバー~シルバーブルー。
本来のラブラドライトのように鮮やかな青や金、オレンジなど朝や金色、暖色系の光は見えません。
黒(たぶんこれが雲母)混じりの灰色にシルバー~シルバーブルーの輝きが浮かぶさまは、とてもクール。
このクールさが今の季節に合います。

三兄弟ブレスの割に、金ルチルブレスとはちょっと合わなくて、合わせるとしたら三本一緒か黒いヌーマイトブレス。

8ミリ玉が中心のブレスですが、もう一段大きめのビーズで作れば、もっとハードな感じになって、男性でもいけるかも。

さて、ラルビカイトはビーズとして見かけるようになったのはここ1,2年ですが、決してレアで珍しい石ではないようです。
なんと、最高級の御影石と呼ばれる建材でもあるのです。
つまり建材に使えるくらい大量に産出する石だということ。
ときどきビーズを買いに足をのばす御徒町に、ラルビカイトと思われる建材を外壁に使ったビルがあり、「お~、ラルビカイト」と、まじまじ壁を見つめてしまったことがあります(←怪しい)。





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Last updated  2014/12/23 11:36:19 PM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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