若菜の思い出

若菜の思い出

July 29, 2005
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カテゴリ: 思い出話
あなたとのデート もう何回目を数えたのだろう?

梅雨も明け まさに『夏』といった暑い日が続いていた

その間 あなたの友達にも紹介してもらったり

私の友達にも会ってもらったりして

私とあなたは自他とも認める恋人同士になっていた

海と空港が大好きな私のために

あなたはちょくちょく空港や空港そばの海に連れてってくれた

その日も お気に入りの防波堤に座り

着陸してくる飛行機を見ながら 2人の時間を楽しんでいた



私はなぜだか 今なら あとちょっとの勇気が出せそうだった

でも・・自分からどうやって切り出せばいいんだろう?

女のほうから・・そんなこと言ってもいいのかな?

私はおおいに悩んでいた

明らかにおかしな雰囲気に気付いたあなたは

『どうしたの?今日はずいぶん静かなんだね』と笑って言った

私はもう半分ヤケになって 笑いながら言った

『いや、あのね~ 今日は何だか勇気が出せそうなんだよね~』

あなたは私が何を言ってるのか すぐに分かったようだった

『無理しなくてもいいんだよ』

『む、無理なんかしてないよぉ』



『こ、これは、こんな事言うの恥ずかしくて ひきつってるだけで・・』

あなたは優しく微笑み 私を引き寄せ ぎゅっと抱きしめてくれた

『本当に・・いいの?』

『・・・うん』

あなたが連れてってくれたのは 夜景を楽しめるホテルの最上階



やっぱり 最初からラブホテルなんて イヤだったから

別々にシャワーを浴びた 

シャワーを浴びてる間・・いや この部屋に入ってから

私はこれ以上ない、というくらいに緊張していた

それから ちょっと夜景を見て お話して・・・・・

私は 大人になった

全てあなたのものになった

そして・・やっぱり・・痛かった

あなたは 私の頭を そっとなでた

『若菜 愛してるよ』と囁きながら 

何度も 何度も 私の頭をなでた


帰りの車の中

私は何となく恥ずかしくて なかなか会話が弾まなかった

あなたは そんな私を どう思っていたのか分からないけど

私が車から降りる時に そっとキスをして 言った

『ごめんね でも おれ 本当に若菜を大切にするから
     今日の若菜の気持ち とても嬉しかったよ
        だから 明日は 若菜の笑顔を見せてほしい』

『うん ごめんね ありがとう』


自分の部屋に戻り 今日のことを考えた

今日 私は大人になった  

とっても好きな人が 私を愛してると言ってくれてる

そして 大切にするって 言ってくれてる

私は 本当に 幸せだなぁ

そんなことを延々と考えながら 

今の この幸せを かみ締めていた

あなたを愛する気持ち あなたを信じる気持ちに

ほんの少しの曇りもなかった

気がつけば もうすぐ お盆休みが来る頃だった









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Last updated  July 29, 2005 11:51:26 AM
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