Iターン to 宮城

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December 13, 2007
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先週の買い越し第1位は自己売買部門でした。買い越し額は1110億円でした。しかし、同部門は先物を2131億円売り越したので、個別株と先物の合計では1021億円の売り越しになりました。
これは合計での売り越し第2位でした。
自己売買部門が先物売り越し、個別株買い越しだったことは裁定買い残高の増加と整合します。

買い越し第2位は外国人でした。買い越し額は966億円でした。外国人は先物も1070億円買い越したので、個別株と先物合計では2036億円の買い越しになりました。
これが合計での買い越し第1位でした。

一方、売り越し第1位は個人でした。売り越し額は2487億円でした。現物、信用共に売り越しでした。
個人は先物を55億円買い越したので、個別株と先物の合計では2433億円の売り越しになりました。
個人は合計でも売り越し第1位でした。

売り越し第2位は銀行で、売り越し額は315億円でした。



先週は日経225が15000円台後半でじり高気味で推移し、金曜日には16100円を上回る場面があって15956円で終わったのでした。
この上昇は外国人による先物と個別株買い越しや年金資金などによる買い越しによってもたらされたものと思われます。

一方、個人はこれをチャンスと見て売ったのでしょう。
買値の水準に戻ったので戻り売りを出したと言うのが実態に合っているかもしれません。
日経225は今週火曜に終値で16000円を超えたものの木曜には15500円付近に下がってしまいました。
個人は良い所で売り抜けた形で、上手な投資家の姿を取り戻しました。

今後の相場も、47パーセントもの売買シェアを持つ外国人の動向にかかっていると言えます。





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Last updated  December 13, 2007 09:23:13 PM
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