Iターン to 宮城

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December 28, 2007
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今年は、外国人と事業法人が買い越し、個人、信託銀行および自己売買部門が売り越した相場でした。

12月第2週までの数字では、外国人の買い越し額は5兆3823億円になりました。外国人は先物を1兆4358億円売り越したので、個別株と先物の合計では3兆9466億円の買い越しになりました。

事業法人は1兆4653億円の買い越しでした。事業法人は先物を53億円買い越したので、合計では1兆4706億円の買い越しになりました。

一方、個人は2兆9466億円売り越しました。個人は先物を1059億円買い越したので、合計では2兆8406億円の売り越しでした。

信託銀行は1兆7373億円の売り越しでした。信託銀行は先物を3522億円買い越したので、個別株と先物の合計では1兆3850億円の売り越しになりました。

自己売買部門は1兆7268億円の売り越しでした。同部門は先物を9651億円買い越したので、合計では7616億円の売り越しになりました。

外国人が買い越しトップでした。これは昨年と同じです。ただし、買い越し金額は少し減っています。年後半に売り越しになる週も多かった印象です。株価の高い時に買い、安くなって売るという不思議な行動をとっていたふうに見えます。
外国人が買わないと株価は上がらない図式は今年も見られました。彼らの買い越しが細った分、株価が値下がりしたのは自然です。

事業法人は週ごとの買い越し額は目立たないのですが、年間合計では大きな買い手です。

自社株買いを着実に進めていることがわかります。

一方、個人は売り越しトップでした。株価指数が大陰線になった今年、最大の売り手に回ったことは上手な投資家であることを示したと思います。

信託銀行も、代行返上に伴う売りが終わったと思ったら団塊世代の退職に伴う年金支給開始で株を売りに回り、大きな売り手になりました。
ただ、株価が安くなってからは買い越しになる週が目立つようになりました。
信託銀行も、高い時に売り、安くなって買う上手な投資家でした。

来年も株価の動向は外国人次第でしょう。なにしろ47パーセントもの売買シェアを持っているのですから。
彼らの動向に注目していきたいと思います。





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Last updated  December 28, 2007 02:37:21 PM
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