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2017/06/28
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カテゴリ: 本・読書
「恋」で直木賞作家になる前、がっつりミステリー・サスペンス作家だった時代の秀作。

どの瞬間をとっても次の展開が気になって止まらない。

道ならぬ恋愛の末心中に臨む男多門、その相手千尋、多門の妻久里子、多門の友人甚平、それぞれの視点で描かれる各パート。その部分を読んでいる間は彼らが主人公の小説という気にさせるような感覚が印象的でした。

直前まで恍惚として死に向かっていた千尋が、ギリギリのところで厳しい自然と運命に抗って生への執着を見せる展開が大迫力です。

上書き度★★★☆☆





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Last updated  2017/06/28 10:18:24 PM
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