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2019.08.22
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カテゴリ: 私事
過去日記にあるように猫のらぴすと紫水を連続で亡くしました。


紫水には、大したこともしてやれないまま触らせてくれない猫として寂しい別れをしたのですが、正直その時の私は父の死から立ち直っていなくて軽く受け流してしまっていたと思います。
父は手術をできない位置に大きな癌を発見されてから抗がん剤で治療を受けていました。
でも、最近ネットのニュースで知ったのですが高齢者に抗がん剤はほとんど効かないそうですね。
指の先が溶けてくるという副作用に苦しみながらの治療でしたが、あまり意味はなかったということなんでしょう。
それでも、私は遠い土地に住んでいて(電車で2時間)同居していた弟や近所に住む妹ほど治療の役には立てませんでした。
私と父は難しい関係で仲は難しい状態でした。
とにかく些細なことで喧嘩になるくせに互いに構いたいという所があったと思います。

ぼんやり、そんな期待を抱いていたことは覚えています。
実際には通夜、葬式と過ごすうちに「ああ、これは解けない呪いなのだ」と悟りました。
失って悲しいというよりも、それだけ私を縛り付けていた呪いから解く人はいなくなったのだと。
焼き場で骨を拾いながら、随分と立派な骨をしているのだなとか、参列者が少ないから墓に持っていける骨をあまり拾えないのだなとか、そんなことばかり考えていました。
父が動けなくなるまで20代の時から引きこもっていた弟は水を得た魚のようにまめまめしく動き回り父の通院、看護に行く母の送迎と張り切っていたように思えます。
弟は父からの呪いを解けたのかもしれません。
とにかく何をするにも父を介してでなければ気が済まなかった父は子離れできないまま旅立ったのだと思います。
特別に何かをしてくれたわけではなく、ただ生きにくい性格だけを遺して父は私を放ってくれました。
初盆くらい何か送ろうと思っていたのに、なんだか送りそこなってしまいました。

今の私は、やっと父がいないということを受け入れよう、受け入れようとしている時期です。
呪いを解くこともなく居なくなったことを受け入れようと足掻いています。





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Last updated  2019.08.22 07:35:03


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