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2023.09.15
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カテゴリ: 私事
もう何年も経つのに覚えている。


私には一種のスピリチュアル系に近い素質がある。
そのせいで赤の他人から相談されたり頼られたりする。
同じようなことをしている人は世には大勢いて
それが、けっこう高額な相談料を取ることも知っている。

私は長年理由が合って無料でやってきた。
近年は理由が無くなったので新規さんは少額貰っている。

不快な思いをしたのも料金を取るようになった理由の一つだ。


その方が私は助かる。
ちゃんと分別して頼りすぎないように、無茶を言ってこないようにしてくれればいい。

不快な思いをさせられたのは、その線引きを間違えた人からだった。
金銭は一切受け取らないが、会ったときに菓子折り程度なら戴いていた。
それを言ったら会えない距離だから送るという申し出があったのだ。
菓子折り程度ならという話を聞いての申し出ではあったが
会話中に「贈り物に良いヒントを貰えた」と言い出したので嫌な予感はしていた。

その相手は酷く酒類が好きな御仁で私は一切飲まないけど
ごく稀に好きな白ワインなら飲むと話したときだったのだ。
そう「好きな白ワインなら」であってワインにはうるさい。
少量しか飲まない分、それなりの価格の物をハーフボトルやミニボトルで買う。


国産メーカーの2本入り贈答用ワインだったが
2本で箱に入れられての価格でも私が普段飲みするワインには届かない。
予算が足りなすぎる。
その金額が限界なら本当に菓子折りにして欲しかった。
ワインは好きだが安いワインは全く飲めない。


仕方が無いので、当時頻繁にお参りしていた神社に持って行った。
熨斗だけ外して箱入りのまま奉納させてもらった。

送り主にそのことを話したら言ってきた言葉が酷い。
「あんな安もん神さんに供えたんですか?
神さんにもって行くんやったら、ちゃんとしたもん送るのに!
あんな安もん持って行くなんて!」となじられたのだ。

安物と分かって送ったことになるし
私が飲むなら安物で良しと思ったと言う事だろう。

さんざん私を頼って無茶な話を聞かされてきていたというのに
自分が酒を飲むのが好きだから酒を送りたくなっただけじゃあないか。
私は菓子折りなら受け取ると言ったのに安いワインなど送ってきたのだ。
失礼なのはお前じゃないかと言いたいのを我慢した。

我慢しながら不快な思いを抑え込んだ。

その後も懲りずに別のワインセットを送り付けてきたから
再び同じ神社に持って行って報告した。
さすがに二度目は「私は飲むワインは決めているので別のワインは飲めません」と話した。
しかし「飲めないってことないですやろ」と言われたのだ。
酒飲みはこれだから困る。
普段飲まないなら飲めないものも存在するのだ。
その辺の都合が分からない。
私が困らせようとして「飲まない」を「飲めない」と言っているのだと
そう受け取って攻撃してきたのだ。

非常に迷惑だった。

それが直接原因というわけじゃないけど
依頼には金銭を取るようになった。

少額でも支払えば無茶は言わなくなる。
支払ったから何を言っても良いと思う人は最初は支払うことに躊躇するようだ。

その贈り物を受け取った時から不思議に思っているのは
私は会社員時代に「相手の好きなものを贈るのはタブー。大抵はこだわりがあるから」と
指導されていたのだ。
その例に漏れず私のワインも拘りがあるわけだ。

珈琲が好きな人に珈琲は贈らない。
何故ならこだわりがあるから。

それが社会常識だと思っていた私は混乱もしたのだ。
今は社会常識ではないと知っているけど、教えには従っている。
飲めないワインを送られて本当に嫌な思いをした。

それだけの話なのだけど何年たっても忘れられない。





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Last updated  2023.09.15 08:00:10


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