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Ｇｕａ
基本的には毎日の生活の記録です。
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2007年02月23日
カテゴリ： オデカケ♪
旅行開けで気持ちはまだまだ仕事モードに戻っていない。なんだかこのところのぽかぽか陽気がウソのように寒い雨の日だし。すると一本の電話。I社長のところの新作発表展示会がこの日までなことをすっかり忘れていた。。。まあ、ウチなんてちょっとしか買わないけど、公私共にとってもお世話になっているI社長のところの展示会。ご挨拶がてら顔だけは出しておかないとマズイ。。。6時までなのでちょっとお店は早じまいしなくてはならないが、顔だけ出しておくことにした。
I社長は前からちょくちょく登場しているが、私が前に勤めていた会社での元上司で、友人のおっとでもある。私よりひとあし早く会社を辞めて、輸入商社を起こして成功されている。その後私の勤めていた会社は倒産し多くの元上司が起業したが、そのほとんどが失敗しているわけで、I社長の成功は元社員の中では希望の星のような存在だ。もちろんはじめは小さなお店から出発したわけだが、今はりっぱなオフィスビルの2フロアを事務所とし、全国の有名百貨店に商品を卸している業界の有名会社に成長されている。
ウチのお店ではメイン商品ではないのでちょっとしか買い付けていないが、お互いが前の会社に在職している時は一週間に何度も飲みに行くという間柄だったし、親友が結婚したことで今も気にかけてくれていて、ちょくちょく食事に誘ってくれているのだ。
展示会場に着いたら担当の営業さんと挨拶し終わらないうちにI社長がお出ましになった。社長室は展示会場とは違うフロアなので、私が来たら知らせるように段取りされていたのだろう。「Guaちゃん、ようこそ。Tさん呼んだし、こっち終わったら僕の部屋に来て。」と、これだけ言ってI社長は去ってしまった。
Tさん。。。
彼もまた前の会社の元上司だ。Tさんは倒産後残った子会社に今も勤めている。私が会社を辞める前に東京に三年間の約束で転勤になり（単身赴任）その後三年間と言う約束は忘れられ、丸五年経ったこの正月に京都に帰ってきた人だ。この会社はウチのメイン商品を扱っているので、私はもう2度ほど会っている。しかしI社長とはまだ会っていなかったらしく、私が来たから丁度いいとわざわざ呼んだらしい。昔はI社長と奥さん（友達）Tさん私と、4人でよく飲んだ仲間だからだ。
担当の人に「今の流れから見て、今日、お宅の社長に食事誘われると思う？」って冗談っぽく聞いたら「当然でしょう！！」って即答された。
う～ん。。。うれしいけど、旅行開けの私はちょっと辛い。。。見たかったTVの録画もしてないし。。。（←これはどうでもいいのだけど。。。）ともかくそんな気分じゃなかったのだ。
商品を見せてもらって、ちょっとだけ買い付けて社長のお部屋に。。。ほどなくTさん登場。。。なんの話もなく「じゃ、行こか～～」って。。。やっぱり。。。
ふたりの背中を見ながらとてもなつかしくなった。ふたりとも背が高くて姿勢がいい。
昔、なんども見た後姿がなんともいえない気持ちにさせた。
行ったお店はI社長お得意の豚しゃぶ。って、実は最近有名になってきた町屋づくりの焼肉屋さんなんだけど。。。
この三人で飲むのは本当にひさしぶりで。。。
なんだか三人の立場が違ってしまって空気も微妙で。。。
私はともかく、ふたりは、、、
一応Tさんの方が年上で先輩。だけど続いているとはいえ潰れた会社の子会社にいるわけだから、良い待遇とはとてもいえない状況。I社長はもう、バリバリの経営者。この日のお勘定もI社長だし。。。Tさんとしては複雑な思いもあるのだろう。
なんだかはじめは私のほうが緊張してしまった。
話題も選んじゃうし。。。
でも、どうしても仕事のはなしになっちゃって。。。
しかし、お酒が入るにつれ感じが変わってきた。
もう、私の知らない人の話ばっかりだけだったけど、I社長の方もいつもの鎧をぬいだようで。。。
最近、気になっていたのだ。
I社長は実際成功しているしすごいんだけど、昔みたいに笑わなくなった。ふたりで飲むとき、時々「あ～～～しんどいっ！」って叫ぶ。そりゃ会社が大きくなれば大きくなるほど心配事ってのも増えるわけだ。お金の心配も増える。I社長は酔っ払うと「オレは人がしてへん大博打打ってんにゃ！負けたらすっからかんや～！」って言うのが常だ。本当に社長って大変なんだよ。大企業になったらまた苦労の種類が違ってくるんだろうけど、中小企業の社長っていうのは本当に細かいところまで心配を続けないといけない。人からは「えーなぁ、えーなぁ」と言われるけどそれほど楽な仕事じゃないのだ。
そのI社長が、最近では見たことがないぐらいご機嫌だった。Tさんも、とっても楽しそう。しかも仕事に対してなんだか意欲がでてきたようだ。なんだか心配したけど、終わる頃には前向きな終わり方だったのでほっとした。ふたりの友情も戻ったみたい。男同士ってそういうものなのかな？
まあ、私は美味しい食事をごちそうしてもらったということで。。。楽しい夜でした。
I社長は前からちょくちょく登場しているが、私が前に勤めていた会社での元上司で、友人のおっとでもある。私よりひとあし早く会社を辞めて、輸入商社を起こして成功されている。その後私の勤めていた会社は倒産し多くの元上司が起業したが、そのほとんどが失敗しているわけで、I社長の成功は元社員の中では希望の星のような存在だ。もちろんはじめは小さなお店から出発したわけだが、今はりっぱなオフィスビルの2フロアを事務所とし、全国の有名百貨店に商品を卸している業界の有名会社に成長されている。
ウチのお店ではメイン商品ではないのでちょっとしか買い付けていないが、お互いが前の会社に在職している時は一週間に何度も飲みに行くという間柄だったし、親友が結婚したことで今も気にかけてくれていて、ちょくちょく食事に誘ってくれているのだ。
展示会場に着いたら担当の営業さんと挨拶し終わらないうちにI社長がお出ましになった。社長室は展示会場とは違うフロアなので、私が来たら知らせるように段取りされていたのだろう。「Guaちゃん、ようこそ。Tさん呼んだし、こっち終わったら僕の部屋に来て。」と、これだけ言ってI社長は去ってしまった。
Tさん。。。
彼もまた前の会社の元上司だ。Tさんは倒産後残った子会社に今も勤めている。私が会社を辞める前に東京に三年間の約束で転勤になり（単身赴任）その後三年間と言う約束は忘れられ、丸五年経ったこの正月に京都に帰ってきた人だ。この会社はウチのメイン商品を扱っているので、私はもう2度ほど会っている。しかしI社長とはまだ会っていなかったらしく、私が来たから丁度いいとわざわざ呼んだらしい。昔はI社長と奥さん（友達）Tさん私と、4人でよく飲んだ仲間だからだ。
担当の人に「今の流れから見て、今日、お宅の社長に食事誘われると思う？」って冗談っぽく聞いたら「当然でしょう！！」って即答された。
う～ん。。。うれしいけど、旅行開けの私はちょっと辛い。。。見たかったTVの録画もしてないし。。。（←これはどうでもいいのだけど。。。）ともかくそんな気分じゃなかったのだ。
商品を見せてもらって、ちょっとだけ買い付けて社長のお部屋に。。。ほどなくTさん登場。。。なんの話もなく「じゃ、行こか～～」って。。。やっぱり。。。
ふたりの背中を見ながらとてもなつかしくなった。ふたりとも背が高くて姿勢がいい。
昔、なんども見た後姿がなんともいえない気持ちにさせた。
行ったお店はI社長お得意の豚しゃぶ。って、実は最近有名になってきた町屋づくりの焼肉屋さんなんだけど。。。
この三人で飲むのは本当にひさしぶりで。。。
なんだか三人の立場が違ってしまって空気も微妙で。。。
私はともかく、ふたりは、、、
一応Tさんの方が年上で先輩。だけど続いているとはいえ潰れた会社の子会社にいるわけだから、良い待遇とはとてもいえない状況。I社長はもう、バリバリの経営者。この日のお勘定もI社長だし。。。Tさんとしては複雑な思いもあるのだろう。
なんだかはじめは私のほうが緊張してしまった。
話題も選んじゃうし。。。
でも、どうしても仕事のはなしになっちゃって。。。
しかし、お酒が入るにつれ感じが変わってきた。
もう、私の知らない人の話ばっかりだけだったけど、I社長の方もいつもの鎧をぬいだようで。。。
最近、気になっていたのだ。
I社長は実際成功しているしすごいんだけど、昔みたいに笑わなくなった。ふたりで飲むとき、時々「あ～～～しんどいっ！」って叫ぶ。そりゃ会社が大きくなれば大きくなるほど心配事ってのも増えるわけだ。お金の心配も増える。I社長は酔っ払うと「オレは人がしてへん大博打打ってんにゃ！負けたらすっからかんや～！」って言うのが常だ。本当に社長って大変なんだよ。大企業になったらまた苦労の種類が違ってくるんだろうけど、中小企業の社長っていうのは本当に細かいところまで心配を続けないといけない。人からは「えーなぁ、えーなぁ」と言われるけどそれほど楽な仕事じゃないのだ。
そのI社長が、最近では見たことがないぐらいご機嫌だった。Tさんも、とっても楽しそう。しかも仕事に対してなんだか意欲がでてきたようだ。なんだか心配したけど、終わる頃には前向きな終わり方だったのでほっとした。ふたりの友情も戻ったみたい。男同士ってそういうものなのかな？
まあ、私は美味しい食事をごちそうしてもらったということで。。。楽しい夜でした。
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