Satchanから自然便り

Satchanから自然便り

2009/01/05
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カテゴリ: 野鳥

Otus asio
Strigidae  フクロウ 科
アメリカオオコノハズク
9 inch (22.86 cm)

Eastern Screech Owl 01
Cabin John Regional Park, MD
2004.05.01
"Bird Festival"

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 Eastern Screech Owlは、最も民家に近い場所で見かけることの多いフクロウと聞きましたが、野生界では、まだお会いしたことがありません。人間が設置した巣箱に巣を作ることもあるそうです。red morph(赤茶)とgray morph(灰色)の2色のパターンがありますが、雄・雌の別ではありません。何度か、Owl Prowlというフクロウ探しのプログラムに参加したことがあり、テープレコーダーでフクロウの声を流し、反応を待つのですが、一度だけ、この Screech Owlが返答してきたことがありました。この子の声は、とても甲高いです。体長も小さいし、真っ暗闇で姿は見えませんでした。日が暮れた後は、許可なしでは、公園内を歩いてはいけないことになっているので、公園スタッフや他の参加者達と共に、真っ暗闇の夜道をハイキングできたことは、とても良い経験となりました。(2005.09.14記)

 北米東部で、唯一、耳羽のある小型のフクロウで、耳羽は隠れていて見えにくいこともあります。目は黄色です。上の写真の子は灰色タイプ、下は茶色タイプのように見えました。ネズミ・昆虫・両生類・鳥などを食べ、市街地では街路灯に集まった昆虫を食べることもあるそうです。営巣は晩冬に始め、テリトリーは巣の周りだけ。雄が雌に呼びかけるように鳴き、その声は雌よりも低いとか。サイズは雄の方が小型です。巣箱の他、啄木鳥の古巣を利用して営巣することもあります。いずれも、7年以上同じ場所を営巣場所とするそうです。(2010.02.07追記)

Eastern Screech Owl 02

2006.05.12







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Last updated  2010/02/09 08:51:12 PM
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