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勿忘草1959

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やっかいな薬

(8)

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(566705)

カテゴリ：医療関係

「俺、驚いたぁ～～。きょう、ショッピングセンターで館内放送があって『ボケ特集を開催してます』って言うんだもん」

仕事から帰ってきた主人が、開口一番に言った言葉です。

「ボケ特集とは、何？？」と、驚いて耳をすますと、
どうやら「花屋」の催し物案内らしい。。。。

それなら納得です。

これから春が近くなるにつれ、いろいろな花が出回り始め、
モノクロの冬の世界が、色づいていくんだな、、、と、少し、うれしくなりました。

きょうは、下の子の「中学校説明会」があり、久しぶりに中学校に。

上の子の時は、一学年２５０人ほどだったのですが、

ずいぶん子供が減ったのですね。

少子化のせいなのか、地域的な問題なのかはわかりませんが、、、。

きょうは、夕方になり、発売されたばかりの薬の処方箋が来て大騒動。

騒動の元は「クラバモｯクス小児用ドライシロップ」。

「近所のお医者さんで採用になったので、
一応用意はしておいた方が良いんじゃないですか？」

ところが、１瓶が10ｇなので、大きい子にはそれじゃ足りないらしい、、という話になり、今日になって、もう１瓶、用意してもらいました。

薬が入荷してすぐ後に、この薬が処方。
17ｇほど、必要。

お～～。。ぎりぎりセーフです。

この薬、どうも、よくわかんない薬。

「懸濁の仕方を動画で見てください！」とおっしゃるのです。

「ドライシロップだから、わざわざ懸濁液にせず、そのまま分包機にかけても良いんでしょう？？」と言うと、

「必ず懸濁液にしてください！」と。

「理由は？」

「力価が落ちるのです」の一点張り。

どうやら、薬局で、懸濁液に調整して渡さなければならない薬らしい。
その時は、一応、動画を見て納得。

ところが今日、実際に薬を懸濁液にしようとした薬剤師から
「あ～～～～」という悲鳴が聞こえて来ました。

まず、比重が軽いので、量が多い。
まるで、ふわふわの綿の粉みたいなのです。
それを、投薬瓶に入れるのが大変、、、。

ここで１度、彼女は悲鳴をあげました。

次に、1ｇあたり、決まった量の水を、２度に分けて入れること、、となっているのですが、一度目の水を入れて、説明書どおりに振ると、
真っ白。

瓶の壁面に、薬がついて、入っている水の量もわからなくなりました。

ここで２度目の彼女の悲鳴。

「どうしよう。。。」

しばらくすると、ようやく懸濁状態に。。。。
水を加えて、何とか調整できました。

この薬の処方元の門前薬局の方が、
「懸濁するのが難しい」とおっしゃっていらしたらしいのですが、
実際に目で見て、ようやくわかりました。

まだインタビューフォームもない、というこの薬。
一度、勉強会をしていただいて、納得しないとだめみたいです。

この話を、
「ふんふん、、」とかる～～く聞き流していたうちの主人を見て、
「出てから泣くなよ～～」と、心の中で密かに思ったのですが、
これって意地悪でしょうか？？

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