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2012年04月14日
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今年はお彼岸を過ぎても一向に暖かくならず、
いつまでも冬のような寒さが続いていました。

桜も咲く時期を待ちかねていましたが、
もうこれ以上は待てないといった具合で桜の花が一気に咲き誇りました。

乃木神社の春の崇敬者大祭が斎行された4月13日、
春の嵐が頻繁に続いていたのも信じられないような、
将に春爛漫の一日となりました。

車で所沢から赤坂へ向かう途中、街道沿いには桜の木々が満開の様相で、
そよ風に乗って花びらがひらひらと舞い落ち、


乃木神社でも境内の桜が彩りを添えていました。

平成24年4月13日 乃木神社 春の崇敬者大祭 001.JPG

今年乃木神社は乃木将軍御夫妻が神上がられてから100周年を迎え、
御本殿や境内などが修復されて、銅板葺の屋根も新しくなっています。

平成24年4月13日 乃木神社 春の崇敬者大祭 002.JPG

平成24年4月13日 乃木神社 春の崇敬者大祭 004.JPG

御本殿手前の桜がとてもきれいです。

平成24年4月13日 乃木神社 春の崇敬者大祭 003.JPG

午前11時、祭典が始まりました。


祭典の最中に、時折ひらひらと桜の花びらが舞い落ちてきて、
淡い桜色の花びらが白い玉砂利の上に彩りを添えていきました。
楽の音や舞楽の舞、神職の皆様の平安装束などが一つの景色となって
まるで平安の世にタイムスリップしたかのような優雅なひと時を過ごしました。

祭典終了後、乃木会館で直会の会食が催されました。

乃木神社の直会の乾杯は「三献(さんこん)の儀」と云いまして

明治天皇の御製を唱和して一拍手第一献、
昭和天皇の御製を唱和して一拍手第二献
御祭神遺詠を唱和して一拍手第三献

を行います。

この度の明治天皇、昭和天皇の御製、ご祭神の遺詠は
現代の我が国民が心に深く刻み込み、
進むべき道筋を明らかにされておられるものと感じました。

一、明治天皇御製

おおぞらにそびえて見ゆるたかねにも 登ればのぼる道はありけり



一、昭和天皇御製

春たてど山には雪ののこるなり 國のすがたもいまはかくこそ


一、御祭神遺詠

われゆかば人もゆくらむ皇國の ただ一すぢの平らけき道


最後に「水師営の会見」を崇敬者一同で力強く唱和してお開きとなりました。

水師営の会見 (大正3年) 文部省唱歌


  敵の将軍ステッセル
  乃木大将と会見の
  所はいずこ水師営

2、庭に一本なつめの木
  弾丸あともいちじるく
  くずれ残れる民屋に
  今ぞ相見る二将軍

3、乃木大将はおごそかに
  御めぐみ深き大君の
  大みことのり伝うれば
  彼かしこみて謝しまつる

4、昨日の敵は今日の友
  語る言葉も打ち解けて
  我は称えつかの防備
  我は称えつ我が武勇

5、かたち正して言い出でぬ
  「此の方面の戦闘に
  二子を失い給いつる
  閣下の心如何にぞと

6、「二人の我が子それぞれに
  死所を得たるを喜べり
  これぞ武門の面目」と
  大将答え力あり

7、両将昼餉共にして
  なおも尽きせぬ物語
  「我に愛する良馬あり
  今日の記念に献ずべし」

8、「厚意謝するに余りあり
  軍のおきてにしたがいて
  他日我が手に受領せば
  長くいたわり養わん」

9、「さらば」と握手ねんごろに
  別れて行くや右左
  砲音絶えし砲台に
  ひらめき立てり日の御旗





乃木神社のすぐ隣の高台にある旧乃木邸。
あの東日本大震災でも崩れることなく明治以来の姿を留めています。
ただ、流石に耐震設計ではないので、現時点においては万一の危険を考えて
修復工事が行われているとのことです。

乃木将軍ご夫妻の御霊(みたま)が
今尚、我が国を護って下さっているような気がしました。

旧乃木邸は満開の桜でした。

平成24年4月13日 乃木神社 春の崇敬者大祭 005.JPG

乃木家の祖霊舎(みたまや)です。
乃木勝典、保典のお二人の御令息が祀られています。

平成24年4月13日 乃木神社 春の崇敬者大祭 006.JPG

アノGHQのマッカーサーが乃木将軍を尊敬していたことは良く知られています。
このハナミズキは彼がGHQの総司令官を解任され、日本を去るにあたって、
旧乃木邸の庭に植樹したものです。

乃木将軍に対して尊敬の念を抱いていながら、
日本に対して行ったGHQの仕打ちはとても理解できるものではありませんね。
GHQの司令長官としては乃木将軍を輩出した武士道精神を徹底的に解体したことを、
マッカーサー個人としては贖罪の意識があったのかもしれません。

平成24年4月13日 乃木神社 春の崇敬者大祭 007.JPG

乃木精神の復活が日本を甦らせる!







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最終更新日  2012年04月15日 01時47分29秒


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