PR
カレンダー
コメント新着
「それなりに真剣なんです。(上・下)」麻生海
続き物で、1巻が出たら次は1年後なんて当たり前のBL業界。
そんな中、こうして同時発売できっちり完結してくれるのは 大変ありがたい!
ぶっちゃけ、雑誌を読まないから掲載月とかあんまり関係ないからなぁ。
とにかく 「まとめて読めればそれで良し!」
なんですよ。私は。
さて!
大好きな作家様のおひとり、麻生さんの新刊です。
読み始めて、どこかで見たことのある設定だなーと思ってたら、前に出た
←これの後ろに入ってた作品のスピンオフだったんですね。
どーりで見覚えあるわけだ。
今回は 恋多きサラリーマン・吉岡×子持ちバツ一料理人・大沢
のカプ。
まぁ確かに、全作品でもかるーく口説いてたような気もするけど、まさかこの2人が
本当にくっつこうとは予想もしませんでしたね^^;
いつもの麻生さんらしい柔らかい感じはありつつも、今回はそれに加えて片親の子育て
問題も加わっていたせいか、ちょっとシリアス度が高かったように感じました。
子育ての大変さはそれなりに身にしみているので、余計にリアリティが・・・・・^^;
最初は吉岡の心はいずこ・・・な、つかみ所のない笑顔と態度が引っかかってましたが、
それも、吉岡の過去に関係しているものだと分かってその辺から吉岡に対して
見方が変わって、話が進むにつれて、大沢とその娘の千都に向かって差し出されていく
優しさが、なんとも言えずせつなかったりもしました。
でも、なんだかんだで吉岡サン、好きですね~。
自分が今、こういう優しさに飢えてるからでしょうか^^;
その人とそれを取り巻くもの全てをまるっと優しく包んでくれる。
がんばりをそのまま「がんばったね」と認めてくれる。
そんな愛情を注いでもらえる大沢がうらやましいデス。
最初はのらりくらりな感じでどうなる事かと思いましたが、読み終わってみれば、
結構読み応えのある作品でしたね。
うまい具合に子育て問題を間に入れ込んであって、恋愛・子育て、どちらがかけてもこの話は
成立しないという感じでうまくまとめられてたと思います。
千都ちゃんとよっしーのコンビもいい感じでしたし♪
ちょっと残念だったのは、当然といえば当然ですが、くっついたその後が見れなかった
ところでしょうか。
まぁ、ようはいちゃいちゃがみたいんだよ。このカプだったらエロなくてもいいかな。
くっついて座って他愛ない話してるだけでも、吉岡が無駄にフェロモン出してそうだから(笑)
また続きが出ないかなーなんて密かに思ってたりします(え?ムリ?)
コミック感想&明日は何の日? 2011.02.10 コメント(5)
「嘘つきは恋をする」 上田規代 2011.01.30 コメント(8)
2010年12月の腐読書生活(コミック編) 2011.01.13 コメント(10)