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2011年03月22日

フジッコワイナリーの「フジクレール」♪

テーマ：ワイン大好き！(32003)

カテゴリ：美味しいぶどう酒

フジッコワイナリーは、山梨県のブドウや果物を原料にさまざまなワインを醸造しています。大量生産は行わず、あくまでも手作りで少量の限定生産を行っている、ブティックワイナリーです。食品会社フジッコグループのワイン醸造部門として1986年よりワイン醸造に取り組んでいます。フジクレールというブランドで、食品会社の一部門としての余裕からか研究に研究を重ね、より良いワイン造りを目指しているんですね～

フジッコ食品というとどうしても「おまめさん」ですかね…
元は富士昆布株式会社でフジコンとも呼ばれていたんです。ふじっ子煮とカスピ海ヨーグルトでも有名ですね…

素晴らしいワイナリーを勝沼に持ってますよ。
さすが食を謳う企業だけあって見学ツアーもしっかりです。葡萄に対してたっぷりと愛情が注がれているのはそのアロマ、ブーケ、その味わいで十分感じられます。

9月下旬から10月上旬に収穫した甲州種葡萄を使用し、丁寧に選果をしながらフリーラン果汁を中心に醸造しております。醗酵温度を15℃～20℃の低温に保つ事により甲州種のほのかに香る柑橘系の香りをワイン中に残しています。また、醗酵後の澱引きを行わず約6ヶ月間定期的に櫂棒を使って撹拌を行いながら低温で貯蔵する事により、ワインに厚みと複雑さがさらに増します。
この甲州シュール・リーでは、柔らかさと甲州種特有の後味のほろ苦さとの心地良いバランスを目指して味わいを仕上げて行きます。体にスッと染込む様に自然な飲み口そして、お食事の素材の甘みを引き出す様な品質を目指しているワインです。シンプルな味付けのお料理にピッタリです。
（フジッコワイナリーのホームページより）

とても美味しいんだけどやっぱり葡萄の厚み、味覚の奥深さが不足している気がする。

誰かが言ってましたけど日本の葡萄造りで決定的なマイナス要因は葡萄の樹が若過ぎること。根が浅くしっかりとしたミネラルを吸収出来ていないのではないのかとの疑問。

確かにそうかもしれない…
残念だけどやっぱり日本の赤ワインはまだまだ世界の水準には到底達してはいないな…
あと30-40年は掛かるのかも。それまで生きていられるかな？？

日本の白ワインとしてはかなり上出来だと思う。
お薦めです！！