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2026.05
2006.11.01
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カテゴリ: 入試情報

県内私立は「北辰重視」

この理由からご説明いたします。

まずは、前回の復習。

公立の中学校の先生が、
生徒の志望する私立高校に直接赴いて、
その生徒の成績などの情報を基に推薦し、
ある程度の入試結果を相談するという、
『入試相談(=事前相談)』。

これを、ここ埼玉県では廃止しているために、
その 「事前相談」を保護者が行わなければならない ということ。

東京では、未だにちゃんと公立中学の先生がやってくれているということ。

加えて、私立高校の入試制度は、
都道府県ごとに異なる点もご承知おきください。

では、それらの点を踏まえた上で、ご説明を続けさせていただきます。


今や、通知表は、
生活態度や授業態度、定期的な学習ができているかどうかなど、
いわば学力よりも人間性を測る資料という位置づけでしか、
少なくとも、ここ埼玉県では見られておりません。
(私立ばかりか県立上位校でさえもそう公言しています)

にもかかわらず、国ならびに公共団体は、
業者テストを公教育の場から追い出し、
偏差値を入試相談の際に用いてはならないとしています。

(現実には、業者テストは堂々と存在し、各ご家庭は、
その種のテストの偏差値で志望校を決めているのに。)

国がダメだと言っているのですから、
公立中学校が入試相談を行う都内であれば、
通知表以外の資料、特に偏差値という類のものは
当然、用いることができませんし、
私立高校も、偏差値を聞くことは許されません。

本当は、学力(偏差値)も見たいのに、
都内私立は推薦入試において、
通知表しか判断材料にできないのです。

しかたなく、 都内私立では、
推薦入試は通知表。
一般入試で学力(偏差値)。

というような分類をしています。

一方で、埼玉県の私立高校は、
中学校からの相談が廃止されていますので、
保護者からの相談が推薦入試の唯一の窓口になります。

私立高校入試担当者と保護者の相談。

ということは、高校側が欲しい情報。
「偏差値」をも加えた相談が可能になるということです。

というわけで、 埼玉県内私立では、
推薦入試で、通知表or偏差値(← 通知表はむしろ軽視)。
一般入試は行わない。

という形になっています。

一般入試は、問題を作って、さらに採点をしなければなりません。
埼玉県には、県内受験生のほぼ全員が受験する業者テスト、
「北辰テスト」があるのですから、この数値で十分にその生徒の学力は判断できる。

また、保護者サイドにとっても、事前の偏差値で出願できる方が、
一発勝負の一般入試よりもはるかに安全ですから、ありがたい。

このような理由から、 埼玉県においては、
北辰テストはセンター試験のようなものになっており、
事前に各私立が基準となる偏差値を公表し、
その基準を超えて出願すれば原則合格という形になっているのです。

(一部難関校では、さらに二次試験のようなものを課すこともある)

都内私立は「通知表重視」
県内私立は「北辰重視」

の理由、おわかりになられましたか?

都内私立では、通知表しか使えないために「通知表重視」。
県内私立では、偏差値が使えるので、
学校ごとに評価の基準があいまいな「通知表軽視」、代わりに「北辰重視」。

というわけです。

※ これはちなみにあくまで『原則』です。
この状況を踏まえ、埼玉県受験生のために特別枠を設ける都内私立もありますからねウィンク






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Last updated  2006.11.01 17:56:57
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