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2026.05
2006.12.08
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カテゴリ: 教育論
ramokichi先生


>先生のいらっしゃる埼玉県の制度は僕的にはかなり恐怖を感じます。

>ちなみに、岩手県では学力点(入試)500点、内申点500点の1000点満点入試。
>秋田県では学力点500点、内申点65点の565点満点入試です。

>3年間の積み重ねを見て、高校についてこれるかどうかという試験なので、
>現実的に考えれば埼玉県の制度は理に適っているように思います。
>ただ、努力しても努力しても知識を積み重ね出来ない生徒的にはきついですかね…。



これは、埼玉の入試方式を聞いたときに感じられる、
ごく一般的な感想だと思います。

これについて、あくまで個人的な見解を述べさせてください。

相対評価の時代、「学力点」と「内申点」の合算方式は
非常に理に適った受験方式だったと僕も思います。

しかし、今や「観点別評価」と「絶対評価」という2つの風により、
通知表は『人物評価』を表すツールでしかなくなってしまった。


観点別評価:

1989年の指導要領の改訂に伴い、「新しい学力観」に基づいて初めて用いられた評価方式。
「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」の4項目からなり、
それぞれの評価の総合で、1~5の評定をつける。
これにより、定期テストでいくら得点しても、「知識・理解」の項目しか評価されないケースが相次ぎ、
「関心・意欲・態度」の項目の評価方法について論争が起きた。



このようなツールで、学力の高い、(進学の)可能性高き生徒が
進学率の高い高校(学力上位校)を受験すらできなくなることは問題ではないか、

また、大学に進学したいと、学力を磨いてきた生徒が、
授業内の発言や態度という、教師の主観による部分の大きい
「関心・意欲・態度」の項目で、足を引っ張られる、
少なくとも、保護者や生徒にそうとられかねないシステムには、
改善の余地があるのではないか。

こういった話を、埼玉県内の公立ならびに私立高校の先生方が、
公の場で普通におっしゃられるというところが、
他県とは大きく異なる、もしかしたら埼玉だけの
大きな流れなのかもしれません。


確かに、当日の筆記一発で決めるという方式では、
知識を積み重ねていない生徒、
言い換えるなら、定期試験という短い範囲内では
コツコツ「暗記」するなどして頑張れるが、
どうしても理解まで落とし込んでいないため定着が薄く、
範囲が広く、深い思考力、幅広い知識を必要とする
学力試験には対応できないという生徒もいるでしょう。

そういう生徒も十分にすばらしい。
だからこそ、そういう生徒を対象として前期試験(25%)が用意されている。

ただ、やはり普通科の進学校である以上、
主体となる層には、真の思考力、学力ある生徒に来て欲しい。

例えるなら、大学入試。

3年という長い年月において、節目として行われる定期テストに
しっかりと準備、対応することができる。

そういう『 性格』 の生徒も必要です。
その心は人としてすばらしい!

そういう生徒のためにあるのが、指定校推薦を代表とする推薦入試。

でもやはり、大学というアカデミックな学問を学ぶ場所では、
それだけではない、高い 『学力(能力)』 を持つ学生を
より多く必要とすることは疑いようがないことです。

たしかに、

「理に適っているとは思うものの、
努力しても、知識を積み重ね出来ない子どもにはきついのではないか」


そう考えられる保護者(主に母親)も多いようです。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

努力しても知識が積み上げられない。

そんな子どもは実在するのでしょうか?

少なくとも僕の経験では1人もいません。
(障害を持った子を除いては。。。)

ただ、もしかしたら、
まだ会っていないだけで、これから出会うかもしれませんびっくり

でも、それまでは断言させてください。

『中学校レベルの学問が理解できない子どもなど存在しない!』 と。

しっかり、じっくり向き合えば、
どんな子だって理解できる。

それだけの時間をくれる埼玉県を、
僕は誇りに思います。

石川県では、通知表を取らせなければ入試に響くので
どうしても短いスパンで結果を出さなければならない。
そのため、考えさせる授業を展開したくても時間が取れないそうです。
がんちゃん08先生 は子どもたちの自主性を伸ばしたい、でもその時間がとれない、
その狭間で苦しんでおられました。
それに比べたらなんとゆとりを持たせてくれる県なのでしょう。



最後に、これはあくまで進学校と言われる
ss60以上の公立高校での話です。

進学校ならば大学進学を目標にしているはず。
その目標があるならこれくらいの事はできて当然ではないか。

という視点にたっての見解ですので、
すべての埼玉県公立高校がこのような立場で
選抜しているわけではないことを申し添えておきます。







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Last updated  2006.12.08 18:28:20
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