wichanの日台ハーフ出産育児記@Okinawa

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2023.06.29
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カテゴリ: 不妊治療
皆さま、こんにちは。

今日は不妊治療の過程の続きをシェアさせていただきたいと思います。

前回までの記事はこちら

子宮ポリープと子宮筋腫の手術を終えて、手術後にお医者さんからできれば次の周期で移植したほうが良いと言われましたが、摘出した細胞の検査をしたところ慢性子宮内膜炎(CD138)の検査が陽性という結果に。
慢性子宮内膜炎は体外受精の成功率に影響を及ぼすとのことで、先に治療をしてから移植という流れになりました。
抗生剤を飲みながら、6回のレーザー治療を行いました。30分ほど病院の機械の下に横たわってお腹を晒し、これで治るんだろうか・・と思いながら、3週間ほどの治療の過程を全て終え、改めて検査。
これで陰性であれば移植周期に入れて、もしまだ陽性であれば再度服薬とレーザーの周期を繰り返すとのこと。

結果は無事陰性。


免疫科の抗体検査に1つ引っかかっている項目があり、移植周期に入ったら妊娠が安定するまでアスピリンを飲むように言われていたので、免疫科も受診し、とりあえず移植後の着床したかどうかの検査結果がでるまでは飲み続けることに。

また、不整脈で内科の医者から服用を進められていた動悸を落ち着ける薬は一旦停止するように言われたので、不安になりながら停止しました。毎日飲んでいる薬が止められるのは結構不安がありましたが、何とかなっています。

薬にて人工周期に入り、移植の5日前からは毎日プロゲステロンを注射。
12月9日に無事移植をすることができました。一度に移植した受精卵は2つです。

移植3日目からフライング検査実施。妊娠した皆さんは5日目ぐらいから反応がある人も多いようですが、検査薬は全然反応せず。やっぱり1度でうまくいくのは難しいか・・・とほぼ諦めてきた10日目、ついに2本線が。


12月22日に病院にて採血による検査がありましたが、子宮外妊娠の可能性もあることから主人に自分で検査した結果は伝えておりませんでした。
そして、病院での検査結果も妊娠成功。(子宮内か外かは1月9日まで確定しませんでしたが)

主人もとても喜んでくれました。

一方で、12月に入ってゼロコロナ政策を取りやめた中国ではコロナがものすごい勢いで感染拡大。
毎日自宅付近の診療所でプロゲステロンの注射を打っていたのですが、移植日当初は患者ゼロで暇そうだった診療所が、日に日に発熱外来が増して、22日には発熱者60人待ち。毎日この人たちのいる空間を通って注射をしなきゃいけないことにものすごくストレスを感じていましたが、帽子、アクリル眼鏡、N95マスクを着用し、車に乗る前も全身アルコール消毒、帰ったらすぐ全て洗濯、洗浄し、お風呂。という生活をしていました。

次は12月24日に病院とのことでしたが、午前中に検査に行き、午後の検査結果を聞きに行くのは体調がすぐれなかったので主人にお願いすることに。




あんなに気を付けていたのに・・・・。。。。とっても気を付けてはいましたが、コロナになってしまいました。そして38.5度以上出ると胎児に悪影響があるといわれ、ビニールに水を入れて凍らし、それを何度も取り替えて夜も寝ずに一生懸命物理的に温度を下げることに徹しました。
それもあり、38.5度以上出ていたのはトータルで2時間ほどだったと思います。
後から知ったのですが、免疫科から処方されていたアスピリンが解熱の作用があるらしく、高熱が出ずに済んだようです。助かりました。

コロナと同時につわりもやってきまして・・・・ここから絶不調の3か月半が続きました。。

コロナになりながらも毎日注射も打ちに行かなきゃいけないし、吐き気がすごくて食欲無くてフラフラだし、本当に生きた心地がしなかったです。




家がロフトで寝室が2階にあり、急な吐き気が怖いことと転倒防止のために移植後はずっと1階のソファーをベッドに。

ありがたいことに1回で移植成功することができましたが、2つ移植した受精卵のうち、着床できたのは1つだけでした。

プロゲステロンの注射を1月末まで打ち続け、膣薬とアスピリンを2月中旬まで服用し、無事に妊娠を安定させることができました。
あらゆる原因を調査し、治療して1度で成功までさせてもらった中山泌尿医院には非常に感謝しています。
1度の採卵、移植でトータルで費用は140万円ぐらいかかりましたが、いい病院で治療できてとても良かったと思います。
両家の親の希望があり、出産は日本か台湾でしてほしいとのこと。それがあり、安定期に入ってから私は日本に戻ってきました。

私は何度も中国の医療にお世話になり、中国医療を非常に信用していますが、やはり台湾の親は中国に抵抗があること、うちの親は中国だと現在ビザなしで入国できないし入国できても15日しか滞在できないことから、お手伝いできないので、せめて台湾にして、とのことでしたが。

主人は中国で生活しているし、義実家で数か月主人無しで生活はさすがにストレスで身体に悪いと思うことを主人に相談し、日本に里帰りすることにしました。

という感じで3月末(18週ごろ)から現在まで沖縄で過ごしています。

次回は妊娠初期の様子をシェアしたいと思いますが、もうそこからは不妊治療ではないですね。
今考えてもかなり苦しかった妊娠初期。。

今つわりに耐えて頑張っていらっしゃる皆さまの励みになればと思い、記録に残しておきたいと思います。

私の不妊治療は比較的順調なパターンだったと思うので、何度も採卵、移植されている方々からしたら運もよくて、苦労していない分類に入るかもしれませんが、私自身も運が良かったと思って結果には感謝しています。
ただ、海外で仕事をしながらの病院通いだったこともあり、精神的、体力的な負担は少し多かったかと思います。

今不妊治療を頑張られている方々に1日でも早くベビーが来てくれることを祈って。
今日はこの辺で失礼したいと思います。
今日もありがとうございました。





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最終更新日  2023.06.29 11:37:46
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