~タロット日和~ by 常葉 了

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常葉 了

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2009/03/20
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カテゴリ: 考察
 こんばんは、皆さん。トキワです。(^^)/

 北海道帯広市の駅内(エスタ内)に、帯広市民ギャラリーがオープンしました。

 祝!(^^)/

 それに伴い、オープンイベントもスタートです。
 トキワも参加するのですが、シフト決めの際に【休み】と言うモノを失念し・・・

 3月20日~4月12日まで、休みがありません。(T-T)

 ・・・頑張ります。


 さて、本日の御題。



 近年、様々な場面において、表現が簡略化される傾向にあります。
 例えば、新聞やテレビと言ったメディア。これは代表的な例ですね。
 ニュースに関して・・・限られた紙面、或いは時間の中で、情報を整理し、重要と思われる部分だけを発信する。
 色々な部分で制限が有る以上、これは仕方の無い事でもあります。

 他に、もっと身近な所で言えば、携帯電話のメール等。
 多くの場合、表現した事の多くを省き、簡略化された情報となって発信されます。
 他にも、コンピュータを扱う上で言えば、チャットや掲示板等の手段を使った情報発信でも同じ事が言えるでしょう。
 勿論、こう言った【ブログ】でも、その傾向は見られます。

 人の表現は、その表現に使うツール(メディア)によって制限される為、情報の幾らかが制限されるのは仕方が有りません。



 しかし、それらの影響から、色々な弊害が出て来るのも確か。


 恐らく・・・・
 当初、表現に用いるツールによって生じる【制限】の問題は、各人の意識出来る【ジレンマ】であったと思います。
 しかし、その【ジレンマ】は解消される事無く、結局は、ある種の【慣れ】によって、現在は余り意識されなくなってしまったように思います。
 そして、いつの間にか、それは【当然の事】になる。

 つまり、【省略された情報】が【当然】になり・・・

 これは、情報の発信側、受信側双方の事です。

 例えば、テレビニュースや新聞記事は、その事件の【主要な部分】は押さえているかも知れませんが、全ての情報ではありません。その背景には、そこで語られている以上の要素が隠れています。

 ですが、受信側は、それを【全ての情報】だと錯覚し、その情報だけで、その案件を判断し、納得してしまいます。

 メールについても。
 その文面が、相手の主張の全て、或いは、気持ちの全てだと錯覚し、そこで自分の中の印象を固めてしまいます。
 しかし実際には、その言葉の背景には、もっと多くの要素が隠れています。
 それ所か、同じ言葉一つを取っても、発信者の意図によって、意味は大きく違って来るのです。
 対面して会話しているのであれば、言葉のイントネーションや、その時の表情等によって、意図を捉え易くはなるでしょう。
 しかし、メールでは、そうも行きません。

 これらの問題は、【時代の課題】とでも言いましょうか。

 ずっと昔に比べ、人の取り得る【表現のツール】は、格段に増えています。
 ならば、昔に比べ、人は自分の伝えたい事を適切に表現し、相手もそれを、正確に理解する事が出来るはずでは無いのか?
 残念ながら、実際には随分と違いましたね。

 逆に、現代の人は、コミュニケーションの弊害に、大きく悩まされている。
 或いは、悩ましている。
 正直、他者と没交渉レベルの人間が、実数として、かなり増えています。

 しかも、あまり自覚はありません。


 他にも、表現の問題はあります。

 これは、漫画やアニメ。小説、映画等の分野について。

 以前にも数度書いていますが、作品中の【死】の扱いについて、かなり程度の低いモノが溢れて来ました。

 まあ、市場に流通する作品について。
 これは、一応にも【プロ】が書いている訳です。
 トキワ、【プロ】にはちょっと手厳しい。

 何らかの形でも、【死】を知らない人間の描く【軽率な死】は、見ていて呆れる。

 【死】と言うのは、色々な意味で深刻なテーマです。
 だからこそ、どのような形で表現されたとしても、その作者の【底の深さ】が知れる場面と言えるでしょう。

 ・・・

 勿論、現代の作者の中にも、多く、【死】のテーマに深く取り組んでいる方々がいます。良い作品も沢山有ります。
 しかし、昔に比べると、随分とお粗末な作品が増えてしまいましたねぇ・・・(--;

 大丈夫か? 出版社?


 現代は、昔に比べて【死】に関連する情報が多くなっています。
 であれば、昔に比べ【死】について、深みのある表現が出来るはずでは無いのか?
 残念ながら、実際には違いましたね。

 【死】の情報量は多いが、それについても、情報が省かれているからです。
 色々な事件のニュースや、作品の中において【死】の情報が提供されますが、その背景の【深み】は省かれます。
 故に【死】のボーダーは下がる。しかし、浅くなる。

 【慣れ】の為に、想像力も低下しているのかも知れませんね。


 さて、本当であれば、もっと色々書きたい所ですが、大きく省かせて頂きます。(^^;

 軽く纏めると・・・

 現代は、昔に比べ【表現のツール】が増えたが、しかし、実際には【表現の問題】【コミュニケーションの弊害】が大きくなってしまった。
 しかも、無自覚である場合が多い。
 これらは、現代を生きる人間の【時代のテーマ】であろう・・・

 と言った所でしょうかね。(^^) 



 私も含め、恐らく、皆さんも抱えている問題だと思います。


 苦労されていませんか?(^^)





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Last updated  2009/03/21 03:14:38 AM
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