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カウンセリングや講演の際など、
ドラえもん、ワンピース、サザエさんなどにたとえて、
質問をしたり、理論などをお話しすることがあります。
そういった国民的アニメを、なぜ持ち出すかというと、
万人に共通しており、
だれでもイメージをしたりでき、
ものごとの理解を促進してくれるから。
とくにドラえもんは、万能選手。
おそらく小さいころから、
見たことのないっていう人は、いないでしょう。
家にテレビがないという方も、ときどきいらっしゃいますが、
テレビアニメとしては見たことがなくても、本などで触れたことがあり、
内容やキャラクターは、知っている方がほとんどでしょう。
「ドラえもん」と言えば、
言わずと知れたダメダメののび太のもとに、
未来から、ネコ型ロボットのドラえもんがやってきて、
のび太の生活の、サポートをするというお話ですね。
国民的アニメの代表格のドラえもんは、
アニメや漫画の枠を超え、
秘密道具の科学的根拠が議論されたり、
大学の入試問題に登場したりなど、
様々なところで話題に上がります。
私の大好きなTV番組の「アメトーク」でも、
「しずかちゃん大好き芸人」
「スネ夫憎めないぞ芸人」などとともに、
「秘密道具ドラフト会議」なるものが催さされたりと、
番組作りにも、一役買っているようです。
さてわたしの仕事上でも、
いろんな場面で例えられたり、質問に用いられたりしているドラえもんですが、
どのように登場しているのか、その一つを紹介しますね。
たとえばこんな感じです。
カウンセリングの中で、職員研修の中で、
「ドラえもんが来て、
ひとつだけ秘密道具を出してくれるって言ったら、
何を出してほしいですか」
と質問します。
出してもらいたい秘密道具を、ひとつ選ぶ。
なんとも、シンプルな問題ですよね。
しかも、当たり前ですが、
本当に出してもらえるはずもなく。
本来は、さらっと流してもよいような質問。
それでも多くの方は、
困ったように「え~」と言いつつも、
すごく、すご~く悩まれます。
「ひとつ」、っていうところもミソですよね。
それを選んだら、もう他は手に入らない。
そりゃ、悩みますよね。
悩んだ末に、みなさんひとつ選びます。
みなさんなら、何を選びますか?
答えを聞いて終わり、ではありません。
それでは、カウンセリングや研修で、取り上げた意味がありません。
選んだものには、
その人の思い、願い、期待、コンディション、
経験、知識、ベクトル、
いろんなものが混在しています。
それらを捉え、話題にしながら、
一緒に考え、自己理解に反映させ、
すすめていくのが狙いなわけです。
たったひとつの秘密道具には、
大きな意味や情報が、たくさん詰まっています。
それらを媒体として、活用しながらすすめていくことに、
言語やイメージ、関係性を、効果的に活用しながら深めていく、
カウンセリングの真骨頂があるんです。
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