この他に、私が英語を話す我が子を見ていて思うのは、前置詞の使い方や、英語の文法的な構造まで感覚的に覚えてしまうと言う事です。前置詞の使い方はややこしいですが、子供は日本語に直すことなく自然に覚えます。これも後期からの学習では身につきにくいものではないかと思います。

後期からの学習者は、並々ならぬ努力を重ね、上記の事を身に付けていきます。子供はすべて感覚的に覚えてしまうので、私がしたような努力をしなくても身につけることができます。

が、「かわいい子には旅をさせろ」との話もありますし(笑)、ある程度からは本人の自覚と努力が必要なのは間違いないですね。

渚のバラードさんのお話、また楽しみにしています。 (September 23, 2004 11:59:09 AM)

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September 21, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
このテーマ、PART-2で終わるつもりでしたが、この日は230ヒットもあり、この問題へのお母様方の関心の高さが分かりました。その後「shun_momさん」から、コメントを頂戴し、中々素晴らしい問題提起があったのです。「shun_momさん」の御指摘を切り口に、このテーマを再度考えてみます。また、これを機会にシリーズ物として、書くことにしました。

<「shun_momさん」の問題提起>
私も主人も中学からしか英語を始めておりませんが、それでも英語が話せないということで
不都合を感じた事のない程度のレベルです。

なので、我が子に幼児期からの英語環境を与える事を以前は全く考えておりませんでしたが、
やはり後期からの学習では「学習」としてしか身に付かないものが、子供が「感覚」として覚える
のを目の当たりにし、この時期を逃しては・・・と1年前より本格的に取り組み始めました。

僕は決して「早期英語教育」に批判的な訳ではありません。僕が言わんとするところは以下のとおりです。

1.「英語が話せる」ということの意味は、英語を通して"communication"が出来ることであり、"conversation"は単なる言葉の遣り取りである。「早期英語教育」は子供が対象であり、"conversation"の領域から先へは進みようがない。



3.従って、日本語で自分の考えを論理的に表現し、また、相手の主張を理解出来なければ、英語の"communication"が成立する筈がない。英語以前に、日本語のレベルが問われることになるので、日本語の目処が付いてから英語を始めるべきである。

4.本人が英語で"communicate"出来るか否かは、「人生の目標」を意識し、その達成には「実用的な英語能力」が必要であるとの自覚があってはじめて「モチベイション」が高まる。それなくして、本格的な英語の"communicator"にはなれない。

このような考えが根底にありますから、高い月謝を払ってまで、小さい間から英語を習いに行く必要はないと思っています。しかしながら、高い月謝と手間を掛けないなら、別の方法で生の英語に触れることは重要です。海外旅行は別の意味でお金が掛かりますが、直接体験の必要経費として割り切って米国とフランスへ行きました。

「shun_momさん」との違いは、子供の間に「感覚」として覚えるものを、どの程度重要視するかだと思います。確かにしっかりした「早期英語教育」を受け、お母様に英語の素養があり、御家庭でもきちんとフォロー出来るなら、発音やヒアリング能力において有意差が出ると思います。

但し、「継続は力なり」のとおり、親が情熱を持ってフォローし、お子さん自身が英語が好きで、子供ながらに自分から進んで英語に取り組まない限り、小学校の3、4年生の段階で進歩しなくなると思います。また、この頃にはスポーツに熱中したり、中学受験される場合もありますから、英語は自然と優先順位が下がることでしょう。

同時に、10才頃になると思考力も発達しますから、早期教育のメリットを活かすなら、この時期から「学習」としての英語を始めないと、"communication"の領域に進んで行けないのです。思うに、親がこの辺の認識を持っていないと、小学校の高学年時代に英語の空白が出来てしまい、結局中学へ入学してから「学習」の英語を始めることになります。

逆に、日本語の能力が高い子供なら、中学から英語を始めても「学習英語」の能力は高まります。発音やヒアリングの能力といっても、「早期英語教育」で扱う単語数は然程多くないでしょうし、抽象的な単語、例えば"compromise","diversity","execution"などは中学・高校で習う訳ですから、全ての単語の発音が上手い筈がないのです。

結局、途中で止めてしまったら、大人になって英語を使って国際的な仕事をすることも、誇大妄想的な夢で終わってしまいます。発音が下手だって、国際的な"communicator"は沢山います。竹中平蔵内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策)は、ハーバード大学でも教えていた、国際的な経済学者ですが、彼の英語は決して流暢ではありません。

ここから先は価値観の問題ですが、日本人として本格的な英語の"communicator"になることが一つのゴールであるならば、「感覚的な要素」は然程重要ではないと思います。更なるディスカッションの発展に期待しています。






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Last updated  September 22, 2004 12:29:12 AM
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寄り道できるのも早期英語のメリットでは?  
英語勉強中の30代母さん  さん
こんにちは。ディスカッションに参加してみますね。
渚のバラードさんのおっしゃることは、全部賛成!すごい!全部正論!

・・・でも、ちょっと力入りすぎじゃないでしょうか?普通はそこまで考えて英語を勉強しようとする人は少ないんじゃないかな。大人になって英語を使って国際的に活躍している人でも、最初のとっかかりはちょっとした興味、例えば私の場合、英語らしく発音できるとカッコイイなと思ってテープを何度も聞いたり、洋楽が好きで一緒に歌いたくて歌詞にヒラガナを書いて自然にリエゾン(単語同士がくっついて発音される現象を学んだり・・・

子供を見てて思うのは、日本語英語関係なく「楽しそう」だということ。早くから始めると寄り道回り道全部オッケーなんですよ。今子供が見ている海外のアニメについて、将来英語圏の同じ年代のヒトと「懐かしいね~」って話せるかもしれない。そういう経験は中学から「勉強」として英語を勉強した私たちには絶対できません。ナーサリーライムなんかもオトナになってわざわざ覚えたりしないだろうから、ふとした瞬間そういうのが将来出てきてくれたらいいなあと思ってます。子供の頃覚えたアニメソングを今でも私が歌えるように。

たしかに10歳前後が勝負どころだと思います。(親にとっても)うちはまだ小学生になったばかりなので、まだ親と一緒にするというだけで喜んでやってくれますが、10歳前後で本人の興味がどっちへ向かってゆくか、そこはうまく見極めて、子供の興味に沿った形で英語を続けていくつもりで。"conversation"と"communication"の違いについても、その頃に少しづつかんが得させてみようと思います。

ちなみにうちはDWEはやってますが、英会話教室へは行ってません。既に全然レベルが合いません。英語はすべて私自身が面倒をみています。長文失礼しました。 (September 22, 2004 08:38:03 AM)

英語勉強中の30代母さんへの御返事(9/22)  
英語勉強中の30代母さんへ
-----
これまた鋭いコメントをありがとう御座いました。一つだけ噛み合っていない部分があります。貴方がテープを何度も聴いたり、リエゾンを学ばれたのは、学ぶ本人の問題なのです。本人が英語に魅せられて、自発的に勉強するのが理想です。最初は大それた目標などないでしょう。「憧れ」というのは全く"emotional"な動機ですが、少年がイチロー選手や松井選手に憧れて野球部に入り、猛練習に明け暮れるのも同じです。

問題は、親の立場から見た場合、英語で世界中の人と"commmunicate"出来るよう子供に期待するならば、「感覚的な要素」に目が向き過ぎると本質を見失う可能性があると思うのです。日本人で本当の英語の使い手は、必ずしもネイティブ並の発音だったり、流暢な話し方ではありません。

寄り道も回り道も結構ですが、親の意思で英語を始める訳ですから、ゴールに辿り着くとは限りません。貴方のお子さんは、楽しんで英語をやっているから先に進むでしょうが、大半は子供時代の「お稽古事」の一つで終わってしまいそうな気がします。

結局、貴方も書かれていらっしゃるように、早く始めた場合は10歳前後から中学入学までに、どのような形で英語を続けるかが重要なのだと思います。貴方のお子さんは、お母様の御指導宜しく、きっと素晴らしい"English Communicator"になられると思います。夫々のやり方で頑張りましょう。 (September 22, 2004 09:18:31 PM)

もうひとこと言わせてくださいませ。  
英語勉強中の30代母さん さん
私が赤ちゃんから子供に英語を始めたもう一つの理由、それは、本人のやる気がなくてもある程度身につく、ということなんです。つまり日本語も単に環境がそうだったから日本で育てば苦もなくしゃべれるようになるわけで、英語も環境を整えてあげれば、「英語大好き!」でなくてもある程度まではいく、と思ってます。あくまで「ある程度」です。でもうまく導いてあげられれば「かなりの程度」身につく確信はあります。

英語は野球や音楽と違って「才能」は要らないはずです。コトバですから。私はたまたま語学が好きでしたのでモチベーションを保ちつつ頑張ってますが、世の中には語学に興味のない人もたくさんいますよね。そういう人でもある程度の力がつけばよいと思いませんか?

本来は、学校教育でそれくらいの英語力を全員がつけられれば理想だと思うのです。最低新聞を読んだりニュースを聞けたりするくらいの。英語の好き嫌いに関わらず、です。「英語」を学ぶのは10代のうちにさっさと終らせて、「英語」を使ってもっと専門的なことを学んで欲しいのです。理想ですけどね。まあまだまだ子供も小さいので今は楽しむこと中心にやってますが。ちょっと熱くなりすぎたかも・・・失礼しました。 (September 22, 2004 10:36:26 PM)

Re:もうひとこと言わせてくださいませ。(09/21)  
英語勉強中の30代母さんへ
-----
今日は本当にありがとう御座います。これは決して敵対的な論争ではありませんので、お互いに持論を披露し合いましょう。

さて、「もうひとこと」の方ですが、どうもこちらは賛成し兼ねます。先ず、赤ちゃんの例ですが、一つの言語なら本能的に身に付くでしょう。母国語が"mother tongue"と言われるように、生まれ育った家庭の言語は自然に覚えます。次に、幼くして海外に暮らすと、自然に現地語を覚えると言われています。但し、残念ながら帰国して半年でカラっと忘れるのが現実のようです。家庭で引続きしっかりフォローすれば別ですが。

大分昔ですが、14歳が境目だと何かで読みました。キッシンジャー国務長官はユダヤ系ドイツ人で、14歳で米国へナチの迫害を逃れて移住しましたが、未だにドイツ訛りの汚い英語です。一方、弟さんは奇麗な英語を話します。このことは脳の発達と関係があるそうで、14歳以下だと本能的に異国語を受け入れ、慣れるのも早いそうです。反対に、14歳以上だと、慣れるのに苦労しますが、一旦覚えると忘れないそうです。つまり、論理的に理解するように脳の働きが変わっているらしく、この場合は帰国しても忘れないということです。

この例からも、早期教育は本人に興味があって辛抱強く継続するのでないと、結局は「お稽古事」で終わります。貴方の場合は、母子共に意欲があるから、上手く行く訳です。

第二、第三のパラグラフは理想論だと思います。皆が英字新聞を読めれば、苦労しないですよ。日本語の新聞が手に入るのに、何で英字新聞を読む必然性があるでしょうか。この点に関しては、僕の意見に賛成の方が圧倒的に多いと思います。 (September 22, 2004 11:59:51 PM)

いろんな角度からのお話ありがとうございます  
shun_mom  さん
とても参考になるお話、ありがとうございます。

>子供の間に「感覚」として覚えるものを、どの程度重要視するかだと思います。確かにしっかりした「早期英語教育」を受け、お母様に英語の素養があり、御家庭でもきちんとフォロー出来るなら、発音やヒアリング能力において有意差が出ると思います。

というお話ですが、子供が「感覚」として覚えるものとして渚のバラードさんが挙げていらっしゃる「発音」や「ヒアリング能力」がありますが、少し付け加えさせていただいてよろしいでしょうか?

「発音」に関しては、幼児期にネイティブ並みの発音をしていても、小学生位になるにつれ、インターなどの環境にある方を除き、段々と母国語の影響を受けてくるのは必至です。後天的に獲得した場合とあまり差がなくなる場合も考えられます。「発音」は良いに越したことはないといった程度のものです。

「ヒアリング能力」もおそらく子供の会話程度のものなので、大したレベルではないと思われますが、
大人の「コミュニケーション」の前に、この部分ができておくと、基礎になるのは間違いありません。大人になって、素晴らしい英語の使い手になられている方でも、少なくとも、突然「コミュニケーション」のレベルに達するのは不可能で、単なる「会話」のレベルから次第に「コミュニケ-ション」へ発展していくものと思われますので、子供の頃に「会話」を経験しておくことが無駄だとは私には思えないのです。
(September 23, 2004 11:58:42 AM)

続きです  
shun_mom  さん

Re:続きです(09/21)  
shun_momさん
-----
Thank you very much for your comments in series. I truly appreciate your sincere attitude toward English education and your commitment to this subject.

なーんて、いい加減な英文を書き続けると、こちらにお出でになるお母様方の中には、僕よりはるかに英語の達者な方が大勢いらっしゃるでしょうから、このくらいにしておきます。実は、昨日の時点で shun_momさん がお見えにならないので、嫌われてしまったかと若干淋しかったのです。

「感覚」の定義が噛み合っていなかったですね。確かに、前置詞の選択は理屈ではなくて「感覚」で咄嗟に出て来ないと、話が途切れてしまいます。

今回shun_momさんが主張されている内容は、良く理解出来たつもりです。問題は、早い段階で感覚的に覚えたことを如何に活かすかだと思います。PART-3を書いていて、僕自身新たに気付いたことですが、小学校高学年の期間にどうやって英語を伸ばすかが、非常に大きなハードルだと思いました。

早期英語教育は、小さな子供に対する英語への入門過程であり、この内容を十分に消化されたお子さんは、次のステップへ進むべきなのですが、高学年になると中学受験があったり、入門レベルで止めてしまうお子さんも多いでしょうから、高学年の児童に対する適切な英語教育の機会は、相対的に少ないのではないでしょうか。

shun_momさんのお宅のように、お母様が教えられる場合は、早期教育で身に付いたものを、継続して伸ばして行けるのですが、一般的には難しいと思います。そのような条件が成り立つ場合には、おっしゃるとおりだと思います。

僕の場合、実用英語を始めたのは社会に出てからですが、方法は反復練習であり、感覚的な訓練を繰り返しました。大人になってからでも、可能だと思っています。後期からの学習者でも、前置詞の選択等は「感覚」ですから。
(September 23, 2004 03:00:42 PM)

Re:早期英語教育(PART-3)(09/21)  
sakusakuchan  さん
我が家が子供に英語教育を始めたのは大学や社会に出ても英語は必要で渚のバラードさんがおっしゃる"communication"が出来るようにしてあげたいというゴールが先にありました。

親や先生ができる事には限界があって大きくなってから本人の意志で必要性を感じて"communication"できるレベルまで自分でやらないと駄目ですが、その年齢なりに本人の出来る事と親が手伝ってあげられる事はやってあげようと思い、幼稚園の頃からスタートしています。

長男の場合は途中で引っ越しがあってそこで公文を一時期やっていて文法が進んでいきました。今はまた会話教室に戻っていますが、文法は公文時代の貯金を定期貯金のようにして、親がその後を引き継いで文法を続けている状態。もうそろそろ私の方が限界です(汗)

娘は会話中心で文法もなにも分からないまま、前置詞や現在進行形を口にしています。このまま会話をしっかり復習や繰り返しする(家でCDを聞いたりして)のと同時に長男のように文法をするべきか、どうか迷い中です。

ただ「ぷろのかてきょ」さんによると公立中学の英語の教科書は「会話文」が主体であり、文法はあまり詳しく載っていないとか。私立は文法をみっちり教えてくれるようなのでここでまた大きく差が開いていくし、公立高校で突然「グラマー」だけの授業が別にあり、又大学入試でも落とすための「文法の試験」もあるからある程度グラマーの補強が必要という事で、またここで公立中の教育で足りない部分が出てくるようです(泣)

皆さんのコメントを読んでいると「英語のお稽古ごと」で終わらせないために「継続」と「本人の意欲」が必要なのが分かります。「継続」は親も心掛けてあげられますし、中学受験がないので長男には楽しみながら頑張って続けて貰おうと思いました。

(September 24, 2004 10:52:30 AM)

sakusakuchanさんへの御返事(9/24)  
sakusakuchanさんへ
-----
お宅も「公立校進学組」でしたね。貴方とは「同士」のつもりでいますので、情報交換を宜しくお願いします。

公立に進むといっても、僕が昨日の日記で書いたとおり、授業のレベルは決して高くないですし、意欲のある先生がいらしても、悪名高き「指導要領」に縛られますから、自ずと自分でやるしかありません。英語はグラマーを強化する必要があるでしょうし、副読本をどんどん読まねばなりません。楽しんで勉強出来る環境を作って行きましょう。 (September 24, 2004 09:27:44 PM)

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