親仁の意見-50男の素朴な想い

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September 21, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
このテーマ、PART-2で終わるつもりでしたが、この日は230ヒットもあり、この問題へのお母様方の関心の高さが分かりました。その後「shun_momさん」から、コメントを頂戴し、中々素晴らしい問題提起があったのです。「shun_momさん」の御指摘を切り口に、このテーマを再度考えてみます。また、これを機会にシリーズ物として、書くことにしました。

<「shun_momさん」の問題提起>
私も主人も中学からしか英語を始めておりませんが、それでも英語が話せないということで
不都合を感じた事のない程度のレベルです。

なので、我が子に幼児期からの英語環境を与える事を以前は全く考えておりませんでしたが、
やはり後期からの学習では「学習」としてしか身に付かないものが、子供が「感覚」として覚える
のを目の当たりにし、この時期を逃しては・・・と1年前より本格的に取り組み始めました。

僕は決して「早期英語教育」に批判的な訳ではありません。僕が言わんとするところは以下のとおりです。

1.「英語が話せる」ということの意味は、英語を通して"communication"が出来ることであり、"conversation"は単なる言葉の遣り取りである。「早期英語教育」は子供が対象であり、"conversation"の領域から先へは進みようがない。



3.従って、日本語で自分の考えを論理的に表現し、また、相手の主張を理解出来なければ、英語の"communication"が成立する筈がない。英語以前に、日本語のレベルが問われることになるので、日本語の目処が付いてから英語を始めるべきである。

4.本人が英語で"communicate"出来るか否かは、「人生の目標」を意識し、その達成には「実用的な英語能力」が必要であるとの自覚があってはじめて「モチベイション」が高まる。それなくして、本格的な英語の"communicator"にはなれない。

このような考えが根底にありますから、高い月謝を払ってまで、小さい間から英語を習いに行く必要はないと思っています。しかしながら、高い月謝と手間を掛けないなら、別の方法で生の英語に触れることは重要です。海外旅行は別の意味でお金が掛かりますが、直接体験の必要経費として割り切って米国とフランスへ行きました。

「shun_momさん」との違いは、子供の間に「感覚」として覚えるものを、どの程度重要視するかだと思います。確かにしっかりした「早期英語教育」を受け、お母様に英語の素養があり、御家庭でもきちんとフォロー出来るなら、発音やヒアリング能力において有意差が出ると思います。

但し、「継続は力なり」のとおり、親が情熱を持ってフォローし、お子さん自身が英語が好きで、子供ながらに自分から進んで英語に取り組まない限り、小学校の3、4年生の段階で進歩しなくなると思います。また、この頃にはスポーツに熱中したり、中学受験される場合もありますから、英語は自然と優先順位が下がることでしょう。

同時に、10才頃になると思考力も発達しますから、早期教育のメリットを活かすなら、この時期から「学習」としての英語を始めないと、"communication"の領域に進んで行けないのです。思うに、親がこの辺の認識を持っていないと、小学校の高学年時代に英語の空白が出来てしまい、結局中学へ入学してから「学習」の英語を始めることになります。

逆に、日本語の能力が高い子供なら、中学から英語を始めても「学習英語」の能力は高まります。発音やヒアリングの能力といっても、「早期英語教育」で扱う単語数は然程多くないでしょうし、抽象的な単語、例えば"compromise","diversity","execution"などは中学・高校で習う訳ですから、全ての単語の発音が上手い筈がないのです。

結局、途中で止めてしまったら、大人になって英語を使って国際的な仕事をすることも、誇大妄想的な夢で終わってしまいます。発音が下手だって、国際的な"communicator"は沢山います。竹中平蔵内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策)は、ハーバード大学でも教えていた、国際的な経済学者ですが、彼の英語は決して流暢ではありません。

ここから先は価値観の問題ですが、日本人として本格的な英語の"communicator"になることが一つのゴールであるならば、「感覚的な要素」は然程重要ではないと思います。更なるディスカッションの発展に期待しています。






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Last updated  September 22, 2004 12:29:12 AM
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