親仁の意見-50男の素朴な想い

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January 30, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
このシリーズも3回目となりましたが、今日だけで580のヒットがあり、過去の最高を軽く超えました。東京在住のお母様方を中心に、関心が高まっていることが分かります。訪問者を覗いてみると、午前中には「文部科学省」のドメインがありましたから、庶民の受け止め方がここから幾分でも伝われば喜ばしいことです。

思い返せば、30数年前までは、東京の受験勢力図は日比谷高校を頂点に、西・戸山・新宿・小石川・両国・上野・立川、etc。といった都立高校が中心でした。勿論、麻布・開成・武蔵の私立御三家や、教育大付属・同駒場・学芸大付属といった国立も有名でしたが、一般的には都立に進んだものです。

ところが、僕が高校に進学した昭和42年から学校群制に変わり、都立の凋落が始まりました。この改編は小尾教育長(当時)の強い意志が働いていた模様で、「公立高校が受験競争の場になり、学校本来の使命が歪められている」という視点から改革(悪?)が始まった訳です。現実論者の視点からは全くの愚行であり、受験競争がなくならない以上、舞台が別の場所に移動するのは当然で、学費が嵩む私立が台頭するのは明らかだったのです。

僕の頃には、都立の滑り止めに過ぎなかった高校が、今では毎年東大に数10名合格させているのですから、何をか言わんやです。要するに、かなり高額な学費を6年(乃至3年)間負担出来る家庭でないと、大学進学においてハンディが顕在化し、庶民から進学のチャンスが奪われつつあったのです。

このような状況の中で、先ず学区と学校群が解体され、都内在住者は好きな都立高校に進学が可能になりました。この流れの中で、かっての都立名門校が復活しつつあります。これは非常に喜ばしいことです。そして、今回の都立中高一貫校の発足は、これにも勝る東京都(石原知事?)の英断だったと思います。

教育の効果は環境設定も重要であると同時に、優秀な生徒が集まり、互いに切磋琢磨する風土がなければ「相乗効果」が生れません。つまり、知的能力に優れ、問題意識を持ち、且つしっかりした判断力や自律心のあるお子さんでないと、中学・高校の勉強にはついて行かれず、お互いに支え合って成長して行けないのです。かっては、都立高校がそのような場でしたが、今ではお金と引き換えでないと、能力があっても「相乗効果」の恩恵に浴せなかったのです。こんな不公平が罷り通る社会に、漸くメスが入った訳ですから、かっての「進歩的文化人」の罪は限りなく大きいのです。

このような経緯を経て、一貫校の募集が始まりましたが、桜修館の女子を筆頭に全体で1000人以上のお子さんが書類選考を通過出来ませんでした。受験料(5000円)を払い、担任の先生にお願いして内申書を書いて貰ったり、本人や父兄も願書等にかなりの労力を費やした訳ですから、スタートラインにも立てないとは、何とも可哀想であり、新たな不公平が顕在化したと思われます。受験料(の一部でも)が返還されるという話も聞きませんし、検査会場の収容能力で「足切り」したというならば、余りにも酷な気がします。

その一方で、幾つかの掲示板では内申書の不正疑惑が取り上げられています。内申書の「水増し」があったと囁かれており、その陰には「裏金」や「担任への色仕掛け工作」というようなスキャンダラスなものまであります。担任が女の先生の場合は、親父が登場したのかも知れませんが、まあ、何れにせよ真面目に取り上げるべき噂ではないでしょう。タカが都立一貫校の入試くらいで、「そこまでやるか」という感じです。とはいえ、これだけ注目が集まったという事実の余禄でしょうね。





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Last updated  January 30, 2006 11:16:30 PM
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