親仁の意見-50男の素朴な想い

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May 16, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
連休中は僕が息子の特訓をしましたが、端で見ていた家内としては、僕の指導法に若干不満があったようです。僕の方法は「その1」で書いたとおり、徹底した「短文」の暗記です。とはいえ、ある程度の解説は加えます。例えば、"You like baseball."を疑問文にするには、最初に"Do"を付けて"Do you like baseball?"とする。一方、否定文にする時は主語"You"と動詞"like"の間に"do not"、又は"don't"を入れる、という具合に。

これに対して家内は、「あなたが教えてるんだから、口は出さないけど、最初は解説を一切しないでCDを聴かせた方が良いと思う」という意見でした。僕も「語学は理屈より感覚」という考えですが、家内の方は更に徹底している訳です。解説なしでも、疑問文の場合は語尾を持ち上げますから、日本語の感覚と同じで「質問してるんだな」と分かる訳です。一方、"not"は「否定」とだけ知っていれば、"You don't like baseball."が何を意味するかも察しが付くのです。

但し、これは本人の英語に対するモチベイションが高くないと効果が期待出来ず、息子の場合にはベストの方法とは言えません。彼の発想は家内よりも僕に近いので、幾分「理屈」を盛り込んだ方が良いと思っています。この方法では、英語を聴いて頭の中で日本語に翻訳するというプロセスを、無意識の内にしているのですが、取っ掛かりとしては息子のようなタイプ(=自分)に向いていると思います。慣れるに従い、それは努力とセンスと時間の掛け算になりますが、「翻訳」のプロセスが省略され、英語として理解出来るようになるのです。

ここで言う「センス」とは、例えば"twice a day"(一日に二回)なる表現を耳にした場合、「週に三回」は"three times a week"だと即座に応用出来る能力です。これは一例ですが、平たく言えば洋画を字幕スーパーで観ていて、気になる和訳に相当する英語表現を、映画の中で一回聴いただけで物に出来るような資質です。また、字幕がなくても雰囲気や状況で、登場人物の発言内容を感覚的に理解し、表現を覚えてしまうのが「センス」なのです。

語学という言葉がありますが、外国語を習得する過程は決して「学問」ではなく、「訓練」だと僕は確信しています。両者の違いは、論理的に考える過程が「学問」であり、「訓練」とは思考を超えた次元で反射的に(感覚的に)対応出来るよう、反復練習を積み上げる過程なのです。そして、この域に達するには、本人のモチベイションが不可欠です。周囲の指導に唯従っている間は、決して反射的に英語が口を吐くことはありません。

とはいえ、息子に対しては当面、「考えた結果として口を吐く」レベルでも良いから、「君は誕生日に何が欲しい?」という日本語に対し、"What do you want for your birthday?"と、正確な英訳が言えて、正しいスペリングで書ければそれで十分だろうと思います。後は、息子のモチベイションに期待するのみです。





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Last updated  May 17, 2006 12:47:18 AM
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