連休中は僕が息子の特訓をしましたが、端で見ていた家内としては、僕の指導法に若干不満があったようです。僕の方法は「その1」で書いたとおり、徹底した「短文」の暗記です。とはいえ、ある程度の解説は加えます。例えば、"You like baseball."を疑問文にするには、最初に"Do"を付けて"Do you like baseball?"とする。一方、否定文にする時は主語"You"と動詞"like"の間に"do not"、又は"don't"を入れる、という具合に。
これに対して家内は、「あなたが教えてるんだから、口は出さないけど、最初は解説を一切しないでCDを聴かせた方が良いと思う」という意見でした。僕も「語学は理屈より感覚」という考えですが、家内の方は更に徹底している訳です。解説なしでも、疑問文の場合は語尾を持ち上げますから、日本語の感覚と同じで「質問してるんだな」と分かる訳です。一方、"not"は「否定」とだけ知っていれば、"You don't like baseball."が何を意味するかも察しが付くのです。
ここで言う「センス」とは、例えば"twice a day"(一日に二回)なる表現を耳にした場合、「週に三回」は"three times a week"だと即座に応用出来る能力です。これは一例ですが、平たく言えば洋画を字幕スーパーで観ていて、気になる和訳に相当する英語表現を、映画の中で一回聴いただけで物に出来るような資質です。また、字幕がなくても雰囲気や状況で、登場人物の発言内容を感覚的に理解し、表現を覚えてしまうのが「センス」なのです。
とはいえ、息子に対しては当面、「考えた結果として口を吐く」レベルでも良いから、「君は誕生日に何が欲しい?」という日本語に対し、"What do you want for your birthday?"と、正確な英訳が言えて、正しいスペリングで書ければそれで十分だろうと思います。後は、息子のモチベイションに期待するのみです。